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【★蓮田市・白岡市にお住まいの方★】塗装できない屋根材があります!!7種類を紹介!!
2024年08月08日(木)
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目次
塗装できない屋根材7種類を紹介いたします!!
屋根リフォームで大問題となっている塗装出来ない屋根材をご存知でしょうか?
塗装してはいけない屋根材 塗装しても意味が無い屋根材 などの呼び方をされています。
今回は、数多く存在する「塗装できない屋根材」の中から代表的な7種類を紹介していきたいと思います。
塗装できない屋根材の背景
まずは、塗装出来ない屋根材がどのように日本の住宅の屋根に出回ってしまったのか、その背景について解説していきます。
日本では、古くは茅葺き屋根や陶器の瓦が多く使われていましたが、明治時代になると作業効率も良く、耐久性のある「石綿スレート」が輸入されました。
セメントに石綿(アスベスト)を混ぜて圧縮成型した”石綿スレート”は、断熱性・防火性・耐久性が高く、日本の屋根建築資材として多く普及しました。
しかし、アスベストが原因と考えられる悪性中皮腫や肺の繊維化・肺がんが多く報告され大きな社会問題となっていきました。
昭和35年(1960年)に「じん肺法」が施行されてから段階を経て規制されていったアスベストは、2004年(平成16年)「労働安全衛生法施行令」の改正によって、アスベストの含有量が1%を超える建設材、資材の製造・販売が禁止され、2006年(平成18年)には、アスベスト含有量0.1%を超える石綿(アスベスト)含有製品の製造、輸入、使用等が禁止されました。
石綿が完全に規制されたのは、2004年ですが、建材メーカーは、1990年頃から石綿抜きの屋根材を製造販売していました。
これらが昨今、問題になっている塗装できない屋根材です。
1990年後半〜2004年頃までに製造・施工された屋根材のほとんどは、アスベストの健康被害を危惧し、2004年に定められた規制をクリアする為に、アスベストを使用せずに製造・販売されたノンアスベスト屋根材です。
急遽、アスベストを使用しなくなった為、その時期に製造・販売された屋根材は、どのメーカーの屋根材も耐久性に乏しく、8年~10年くらいすると不具合が多く報告されはじめ、生産されなくなりました。
このように塗装出来ないノンアスベスト屋根材は、全国の戸建住宅に多く使用され、その当時建てられた屋根の多くがリフォーム最盛期を迎え、簡易的なメンテナンス方法である「塗装」が出来ないとういうことで多くの方々を悩ませています。
塗装できない屋根材は、塗装するとどうなってしまうのか
この時期に製造・販売されたノンアスベスト屋根が耐久性に非常に乏しいということはわかって頂けたかと思います。
では、これらの屋根材は、なぜ塗装出来ないのか、なぜ塗装しては「いけない」のか
これは、さらに詳しい言い方をすれば
塗装してしまうと「塗装する前よりも劣化が進んでしまう」屋根材です。
先述したようにこの時期のノンアスベスト屋根材は「非常に脆い(もろい)」です。
通常の屋根材に比べ遥かに耐久性が無く、外的要因の有無に関わらず、経年劣化によって自然と割れはじめます。
自然と割れてしまうほど非常に脆い材質なので、人の重みが加われば、当たり前のように「割れます」
屋根材に塗料を塗ることが悪いのではなく「塗装する為に人が屋根上で作業することで」塗装出来ないノンアスベスト屋根材は、破損してしまうのです。
塗装する前よりも、塗装してしてから数年後にクラック・割れ・欠落などの症状が圧倒的に多く現れます。
数多く出回ってしまった塗装してはいけないノンアスベスト屋根材
屋根リフォームで大問題となっている塗装出来ない屋根材をご存知でしょうか?
塗装してはいけない屋根材 塗装しても意味が無い屋根材 などの呼び方をされています。
今回は、数多く存在する「塗装できない屋根材」の中から代表的な7種類を紹介していきたいと思います。
コロニアルNEO
コロニアルNEOは、2001年に”クボタ(現KMEW)”からアスベスト規制により使用出来なくなった”ニューコロニアル”の後継として販売されていたノンアスベストスレート屋根材です。
パミール
パミールは、1996年から2008年にニチハから製造販売されていました。
7年前後から劣化が始まり、10年経てばボロボロになるほど耐久性が乏しいスレート屋根材です。その当時のニチハの主力屋根材の一つでもあったので数多くのパミールが出回りました。
裁判沙汰にもなりテレビでも報道されるような社会問題化している屋根材のひとつです。
劣化症状
層間剥離
専用の釘の腐食
軒先の劣化
屋根材のズレ・ヒビ割れ・欠け
ザルフグラッサ
ザルフグラッサは、先述した塗装出来ない屋根材のコロニアルNEOと同じくクボタ(現:ケイミュー)から製造・販売されていたスレート屋根材です。
正式には、1997年~2006年までクボタ(現:ケイミュー)から販売されていた「ザルフ」の高耐候仕様として販売されていたのが「ザルフグラッサ」です。
形状もほぼ一緒なので、現在は、ザルフかザルフグラッサのどちらかで一緒くたに呼ばれております。
「ザルフ」「ザルフグラッサ」共に、2001年~2006年前後に製造・販売されたものは、アスベストを使用しないノンアスベスト屋根材になっており、施工後8〜10年経つに劣化症状が現れます。
劣化症状
ヒビ割れ
欠け
層間剥離
アーバニー
アーバニーは、1982年から2005年まで旧クボタ(KMEWケイミュー)から約23年間に渡り、その特徴的で高級感溢れるスレート屋根材として、日本各地の住宅で使用されました。
このうち問題となっているのが、アスベストの規制により、アスベスト含有率が1~0.1%と段階的に引き下げられていった”ニューアーバニー”と、完全にアスベストを使用しなくなったノンアスベストの”アーバニーグラッサ”です。
ニューアーバニー 1994年から2001年 アスベスト規制により段階的にアスベストの含有率が引き下げられる
アーバニーグラッサ 2001年から2005年 ノンアスベストタイプ
他のスレートに比べ意匠性の高いアーバニーですが、その形状が故にアスベストが含まれているタイプのものでもヒビが入りやすくなっています。
劣化症状
ヒビ割れ
欠落
レサス
レサスは、KMEW(旧松下電工)からピュアベスト(900シリーズ)として1999年~2006年まで製造・販売していたノンアスベストのスレート屋根材です。
レサスには、細かく分けると複数の種類が存在します。
ピュアベスト(900シリーズ)
レサス(1999~2006.9)
レサス・ウーノ(レサスDX)(2001~2006.9)
レサス・トレス(2003.3~2004.3)
レサスTX(2002~2003.6)
エコ・ウーノ(レサスECO18)(2002~2006.9)
それぞれ微妙に形状などが違いますが、いずれもアスベスト規制後のノンアスベスト屋根材として製造されており耐久性に問題を抱え、不具合が報告されています。
劣化症状
反り
ヒビ割れ
割れ・欠落
グリシェイドNEO
グリシェイドNEOは、2001年にKMEW(旧クボタ)から製造販売されていたノンアスベストのスレート屋根材です。
グリシェイドNEOの特徴として、下部の切れ端が真っ直ぐになっており、表面にはうっすらと木目調の模様があります。
グリシェイドNEOは、劣化症状の一つに、層間剥離が見られます。
パミールほどではありませんが雨水が浸透することで下部から層間剥離してくる症状が見られます。
劣化症状
反り
ヒビ割れ
割れ・欠落
層状剥離
セキスイかわらU
セキスイかわらUは、瓦を模した圧型スレート(セメント瓦)で、軽く、強いという特徴をもち、屋根カバー工法が可能なスレート屋根材です。
積水屋根システム株式会社(旧セキスイルーフテック)から1970年から2007年まで販売されました。
1975年から1990年の15年間のセキスイかわらUには、約10~15%のアスベストが含まれており耐久性もありました。
1990年からノンアスベストのセキスイかわらUが販売されましたが、発売されて間もなくして剥がれや割れなどのクレームが報告されてしまいます。
その後、セキスイかわらUは、2007年に販売が中止されました。
劣化症状
塗膜の剥がれ・ヒビ割れ
基材の崩れ
以上、代表的な塗装出来ない屋根材7種類を紹介させて頂きました。
これらは、いずれも誤って塗装してしまえば、高い確率で割れてしまいます。
塗装してすぐは綺麗に見えるかもしれませんが、数年後には、塗装する前よりもヒビ割れや欠けが多く現れてしまいます。
では、どういったメンテナンス方法が最適なのでしょうか。
塗装出来ない屋根材のメンテナンス方法
「塗装してはいけない」「塗装できない」屋根材だった場合
塗装・修理・補修は、意味をなしません。
屋根上に人が上がるだけで、屋根材が傷んでいくとお考えください。
最善のメンテナンス方法は2パターンです。
屋根カバー工法または屋根葺き替え工事です。
屋根カバー工法とは、既存のスレートの上から新規のルーフィング(防水紙)と屋根材を被せる工法です。
屋根葺き替え工事は、既存のスレートを全て撤去し、新しく屋根材を葺く工法です。
ルーフィングから全て新しくすることができ、野地板が傷んでいれば野地板の交換もすることができるので、屋根をしっかりと治したい方にお勧めです。
まとめ
現在、「塗装できないスレート屋根材」を知ってか知らずか塗装工事してしまう業者がいて問題となっています。
先述したように塗装してしまえば、屋根材を保護するどころか劣化を促進させてしまいます。
非常に脆く作られている厚さ5mm程度のスレートの上で人が作業すれば、当然割れてしまいます。
施行中に踏んだスレートが割れても、内部で割れただけであって、表面の塗膜でヒビ割れが見えず、その場では気づかずに数年後に症状が現れることも、塗装工事してしまう業者が多い理由の一つです。
誤ったメンテナンスをしてしまったことで、雨漏りしてしまったケースも数多く報告されています。
屋根材が割れてしまうと落下の危険性もあります。運悪ければ、お車や、最悪の場合、人に当たってしまう可能性もないわけではありません。
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