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【蓮田市・白岡市】瓦屋根の雨漏り修理DIYは危険?業者に頼むべき理由と費用の目安
2025年09月13日(土)
株式会社リノデクション/プロタイムズ蓮田店のお役立ちコラムをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
瓦屋根の雨漏り修理は、単なるDIYの範疇をはるかに超えた専門的な作業です。命の危険を冒すだけでなく、かえって家の状態を悪化させ、将来的に多額の出費を招くことになります。
雨漏りを発見した際は、応急処置としてブルーシートをかける程度に留め、速やかに専門業者に相談した方がよいでしょう。
今回のお役立ちコラムでは、DIYによる修理が危険な理由や、業者に依頼するメリット、費用などを詳しく解説します。
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目次
瓦屋根の雨漏り修理をDIYでやるのは危険な理由
瓦屋根の雨漏り修理をDIYでおこなうことは、非常に危険であり推奨できません。その理由は、単なるケガのリスクだけでなく、家全体の深刻なダメージにつながる可能性があるからです。
命に関わる!高所作業の危険性
瓦屋根の修理は、常に高所での作業となります。プロの職人であっても細心の注意を払う、最も危険な作業の一つです。瓦屋根は傾斜があり不安定である上、雨や夜露で濡れていたり、コケやホコリが付着していたりすると非常に滑りやすくなります。
また瓦自体が古くなって割れたり、足元の瓦がズレたりすることでバランスを崩し、転落する危険が常に伴うため、DIYでは難しいでしょう。一枚が数十キログラムにもなるものもあります。作業中に瓦を落下させると、下を歩いている家族や近隣住民に直撃する可能性があり大事故になりかねません。
基本的にプロは安全な足場を組んで作業しますが、DIYでは一般的に脚立やはしごを使用します。脚立やはしごは不安定であり、風にあおられたり、不意の動きで転倒したりするリスクが非常に高いため、とても危険です。
雨漏りを悪化させるリスクがある
瓦屋根の雨漏りは、単純な亀裂や穴が原因とは限りません。素人が安易に補修すると、かえって状況を悪化させてしまいます。また雨漏りの原因箇所と、実際に水が漏れている箇所は、必ずしも一致しません。瓦の下を通る複雑な水の流れを理解していないと、表面的な亀裂を埋めても、根本的な解決にはならないでしょう。
不適切な補修方法①安易なコーキング剤の使用
瓦屋根は、瓦と瓦の間にわずかな隙間を設けることで、入ってきた雨水をスムーズに排水する仕組みになっています。この隙間をコーキング剤で埋めてしまうと、内部に水が溜まり、下地材(野地板やルーフィング)の腐食を急速に進行させてしまうでしょう。
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不適切な補修方法②セメント補修の誤り
瓦のひび割れなどをセメントで補修すると、瓦が下地と密着し、適切な水の流れを妨げてしまいます。将来プロが修理をおこなう際に、セメントを剥がすのが非常に困難になり、瓦を割ってしまう原因にもなるでしょう。
不適切な補修方法③防水シート(ルーフィング)の破損
瓦を外す際に、その下の防水シートを破ってしまうと、新たな雨水の侵入経路を作ってしまいます。防水シートは、瓦の下で建物を守る最後の砦であり、少しでも傷つけることは致命的です。
家全体の耐久性と資産価値への影響
DIYによる不適切な修理は、目に見えない部分で住宅に深刻なダメージを与えます。雨漏りが不完全に修復された場合、水が内部に溜まり、屋根の下地材(野地板)や柱などの構造材が腐食してしまうでしょう。
腐食は家の耐久性を著しく低下させ、最悪の場合、屋根の崩壊につながる可能性もあります。また、湿った木材はシロアリの格好の餌食となり、二次被害が発生するかもしれません。
一般的に一時しのぎのDIY修理は、数年後に根本的な修理が必要になることがほとんどです。不適切な補修のせいで被害が拡大しているため、本来の修理費用よりも高額な費用がかかることもあるでしょう。
自然災害による雨漏りは火災保険の補償対象となる場合もありますが、DIYで修理をおこなったことが原因で被害が拡大した場合、保険の適用が受けられなくなることもあります。
蓮田市・白岡市に密着した専門業者に任せるメリット
瓦屋根の修理は、DIYでは得られない多くのメリットがあります。また、蓮田市・白岡市に密着した専門業者であれば対応も早く、地元の気候風土や環境にも精通しているでしょう。
確実な原因特定と根本的な解決
プロの業者は、赤外線カメラや散水調査、ドローンなどを用いて、素人にはわからない雨漏りの原因を正確に特定します。
表面的な補修ではなく、雨水の侵入経路を根本から断つ修理をおこなうため、再発のリスクを抑えられるでしょう。
確かな安全性と専門的な技術力
屋根の上は非常に危険な場所です。プロは高所作業に慣れており、専用の足場や安全帯を必ず使用するため、転落やケガのリスクを最小限に抑えられます。
また、瓦の正しい並べ方や漆喰の扱いなど、専門的な知識と技術で丁寧に施工してくれるでしょう。
家の状態を総合的に判断
雨漏り修理だけでなく、屋根全体の劣化状況(漆喰の剥がれ・下地の腐食など)を点検し、必要に応じたメンテナンスや修理を提案してくれます。家全体の耐久性を維持することにつながるでしょう。
保証とアフターサービス
万が一、修理箇所に不具合が生じた場合でも、保証期間内であれば無料で再修理をしてもらえるため安心です。DIYでは得られない大きなメリットと言えるでしょう。
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株式会社リノデクション/プロタイムズ蓮田店に寄せられたお客様からの声
瓦屋根の修理費用の相場
修理費用は、雨漏りの原因や被害の規模によって大きく異なります。足場の設置が必要な場合は、別途費用がかかるでしょう。
部分修理(軽度の雨漏り)費用相場:5万円〜50万円程
瓦のズレやひび割れの補修、漆喰の詰め直し、部分的な瓦の交換などは部分修理に該当します。比較的軽度な雨漏りで、原因箇所が限定されている場合は費用を抑えられるでしょう。
葺き直し・葺き替え(重度の雨漏り)費用相場:120万円〜350万円程
葺き直しは 既存の瓦を一度取り外し、下地や防水シートを新しくした上で、同じ瓦を再利用して葺き直す方法です。葺き替えよりも費用を抑えられるでしょう。
一方で葺き替えは既存の瓦と下地をすべて撤去し、新しい屋根材(新しい瓦、金属屋根など)に交換する方法となります。
屋根瓦から別の屋根材に変更するメリットは?
瓦には、高い断熱性や遮音性、そして100年持つとも言われる圧倒的な耐久性という優れた点があります。しかし、メンテナンスの費用は高額になりがちで、重いために耐震性の不安もあるでしょう。
屋根材の変更は、ご自宅の将来を左右する大きな決断となります。メリットとデメリットを十分に比較検討し、信頼できる専門業者に相談した上で、最適な選択をすることが重要です。
耐震性の向上
瓦屋根から他の屋根材へ変更する最大のメリットは、建物の耐震性が大きく向上することです。瓦は非常に重く、屋根全体で数トンもの重さになります。一方で、ガルバリウム鋼板などの金属屋根材は、瓦の約10分の1以下の重さしかありません。屋根が軽くなると、建物全体の重心が下がり、地震の揺れ幅が小さくなります。
基本的に地震時に建物が受ける負荷は屋根の重さに比例しますので、屋根が軽くなることで、揺れによる建物への負担が大幅に減り、倒壊のリスクを下げられるでしょう。特に築年数の古い建物にとっては、構造体への負担を減らす上で非常に有効な対策となります。
メンテナンスコストと期間の変化
瓦屋根は耐久性が非常に高い一方で、定期的なメンテナンスが不可欠です。たとえば瓦を固定する漆喰は、経年劣化で剥がれたりひび割れたりするため、定期的な補修が必要ですが、他の屋根材では不要になります。
葺き替えに際しては初期費用がかかりますが、瓦のように定期的な漆喰補修や瓦のズレ直しがなくなることで、長期的なメンテナンス費用を抑えられるでしょう。
防水性能の向上
瓦屋根は一枚一枚を重ねて葺いているため、強い横風を伴う雨が吹き込みやすいという性質があります。一方でガルバリウム鋼板などの屋根材は、屋根全体を覆うように施工するため、継ぎ目が少なく、瓦に比べて雨水の浸入を防ぎやすいでしょう。
また瓦を葺き替える際には、瓦の下に敷かれている防水シートも新しくなります。これにより、屋根全体の防水性能を根本から強化できるでしょう。
FAQ|瓦屋根のDIY修理・業者修理でよくある質問
瓦屋根の雨漏り修理は、DIYでは危険が伴ううえに失敗すると被害が拡大する恐れがあります。ここでは蓮田市・白岡市でよく寄せられる質問にお答えします。
Q1. 瓦屋根の雨漏りをDIYで修理するのは本当に危険ですか?
はい。瓦屋根は高所で滑りやすく、転落事故のリスクがあります。専門知識がないと雨漏りを悪化させる可能性もあるため危険です。
Q2. 雨漏りを見つけたら応急処置はどうすればいいですか?
ブルーシートで屋根を覆うなど一時的に雨水を防ぐ対応に留め、できるだけ早く専門業者へ相談することが推奨されます。
Q3. 修理費用はどのくらいかかりますか?
部分修理は5万〜50万円、葺き直しや葺き替えは120万〜350万円が相場です。被害の規模や必要な工事内容によって異なります。
Q4. 火災保険で雨漏り修理費用は補償されますか?
自然災害が原因の場合は補償対象になることがあります。ただしDIY修理で被害を拡大させた場合は、保険が適用されないケースもあります。
Q5. 瓦屋根を別の屋根材に変えるメリットはありますか?
はい。ガルバリウム鋼板など軽量屋根材に替えることで耐震性が向上し、メンテナンスコストも抑えられる場合があります。信頼できる業者に相談しましょう。
瓦屋根の雨漏り修理はリノデクションに安心してお任せください
瓦屋根の雨漏りはDIYで対応しようとすると、高所作業による転落事故のリスクや、コーキングやセメントの誤使用による雨漏り悪化など、かえって住宅の寿命を縮めてしまう危険があります。
防水シートを傷つけてしまえば被害は拡大し、修理費用が数倍に膨らむ可能性もあるでしょう。だからこそ、原因調査から補修までを専門的に行える業者へ依頼することが重要です。
株式会社リノデクション/プロタイムズ蓮田店では、赤外線カメラや散水調査などを活用し、雨漏りの根本原因を特定。部分補修から葺き直し・葺き替えまで幅広く対応し、保証やアフターフォローも整えています。
蓮田市・白岡市で雨漏りにお困りの方は、DIYでの応急処置に頼らず、ぜひリノデクションへご相談ください。
お問い合わせはフォーム・メール・電話、またはショールームにて承っております。大切な住まいを守るため、確実で安全な修理を一緒に実現しましょう。
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