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外壁塗装を20年していないけど大丈夫?放置すると起こる外壁の症状とリスク
2025年03月03日(月)
プロタイムズ蓮田店(株式会社リノデクション)のスタッフブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当店は屋根塗装・外壁塗装を、蓮田市・白岡市・久喜市・菖蒲町を中心に営業しております。
外壁塗装は10年から15年程度で行なうことで、ご自宅の見た目を美しく保ち、外壁の劣化によるトラブルを未然に防ぐことができます。
築20年を超えて一度も外壁塗装をしていないご家庭では「外壁の状態は大丈夫だろうか」「塗装などのメンテナンスをせずに放置していたらどんな影響がでる?危険なの?」と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際、外壁を見てみると、ひび割れや汚れが目立っていることがあります。
この記事では、外壁塗装を20年していない場合のリスクや、外壁の寿命、放置することで発生する外壁のトラブルについて詳しく解説します!
正しい外壁塗装の知識を身につけて、費用を抑えながらも、家の資産価値を守るための方法について確認してください。
また、悪徳業者に騙されない業者選びのコツもご紹介します。
目次
【基礎知識】外壁塗装の寿命と20年放置がもたらす影響
新築から20年、あるいは前回の外壁塗装から20年が経っている住宅では、塗料自体の寿命を過ぎているので、外壁材への劣化リスクが高まっていることをご存じでしょうか?
まずは、外壁の種類や寿命、発生するリスクについて基本的な事項を確認しましょう。
塗料の種類と耐用年数と寿命
外壁に使用される塗料は、色やツヤなどの見た目を美しくする効果に加えて、気温や紫外線、風雨などの自然環境から外壁を守る機能があります。
年月の経過とともに色つやが落ちることは当然として、外壁を守る機能も年を追うごとに低下していきますので、それぞれの塗料の種類ごとに耐用年数が定められています。
塗料 | 耐用年数 (塗料の機能を保つことができる年数) |
相場価格(※1缶あたり) |
アクリル | 約3~5年 | 5,000~15,000円 |
ウレタン | 約5~7年 | 5,000~20,000円 |
シリコン樹脂 | 約7~10年 | 15,000~40,000円 |
ピュアアクリル | 約15年~ | 50,000~70,000円 |
フッ素 | 約15年~ | 40,000~100,000円 |
無機 | 約15年/20年~ | 50,000~120,000円 |
光触媒 | 約15年~ | 50,000~100,000円 |
※メーカーによって価格や耐用年数は大きく異なります。
最近の新築住宅では、耐用年数(塗料の機能を保つことができる年数)が10年未満のアクリルやウレタンの塗料が使用されるケースは少なくなりましたが、築20年を超える場合には、これらの塗料が使用されている可能性があります。
15年以上の耐用年数を持つ塗料は、比較的新しいものですので、20年ずっと外壁塗装をされていない場合には、すでに塗料には外壁を守る機能が無くなっている可能性が高いです。
20年以上放置した外壁に起こる症状
築20年を経過しても外壁塗装をされていない住宅では、外壁に次のような症状が発生するケースが多いです。
外壁の症状 | 具体例 | 放置リスク |
外壁のコケや汚れ | 外壁にコケや植物が生えたり、汚れが目立つ | 外壁内部への植物や昆虫の侵食のリスク |
チョーキング現象 | 外壁を触ると、白い粉が手につく | 外壁のひび割れやわりが発生するリスク |
塗膜の膨れ・剥離 | 外壁の塗膜に膨れや剥がれがある | 外壁内部へ雨水が浸入し、ひび割れ等を引き起こすリスク |
クラック(ひび割れ) | 外壁のひび割れ(特に幅0.3mm以上) | 雨水がひび割れから浸入し、カビなどが発生するリスク |
コーキングの損傷・ひび割れ | 外壁材の継ぎ目のコーキングに傷み | 目地部分からの雨水が浸入するリスク |
これらの外壁の劣化による症状は、雨漏りなどの具体的なトラブルが発生していなくても、外壁材の内部の損傷が進み、将来的には日常生活に支障をきたす恐れがあります。
また、のちほど詳しく解説しますが、ひび割れやカビの発生は、家の資産価値を低下させる要因にもなりますので注意が必要です。
外壁に起こるトラブルや劣化サインについて詳しく解説した記事も、合わせて参考にしてください。
外壁の劣化が進むと修繕費が高額に
外壁の劣化サインを見逃して、塗装をしないままで放置していることで、将来的に高額の修繕費が発生するケースがあります。
耐用年数に応じた定期的な外壁塗装を行うことで、外壁は表面をしっかりと守ることができますが、塗料の機能が失われることで外壁材の内部にまで劣化が進行してしまいます。
このため、本来であれば外壁塗装で済んだはずの工事が、外壁材の張り替えなどの大掛かりな工事となり、修繕費が高額になってしまいます。
【リスク1】建物内部へのダメージ:雨漏り・断熱性低下
寿命を超えた外壁による建物内部へのダメージとして代表的なのが、雨漏りや断熱性の低下です。これらのトラブルは、日々の生活にも支障があり、将来的なリスクもありますので早期の対策が必要です。
雨漏りは、建物の内部がカビ臭いと感じたり、天井に雨染みが出たり、建物のどこかでポタポタと音がすることで確認できます。
普段の生活では見えない壁や天井裏などの内部で劣化が進み、家の構造全体への負担となります。また、断熱性能が低下することによって、夏場や冬場の冷暖房が効きにくく、電気代が高額になってしまうというリスクもあります。
さらに、こうした雨漏りや断熱性の低下を放置しておくことで、白アリの発生リスクが高まりますので、外壁工事だけに留まらない二次被害の可能性もあります。
【リスク2】家の資産価値下落と見栄えの悪化
外壁塗装を定期的に行っている建物は、見た目の美しさと耐久性を備えているため、塗装を行なっていない住まいに比べて資産価値が高くなります。
将来的にご自宅を売却したいというご希望がある方や、相続のために価値ある資産を残したいとお考えの方は、家の資産価値を守るためにも外壁の定期的なメンテナンスは欠かせません。
ヒビやカビで外観が悪くなることで、建物の見栄えが悪化し、資産価値や売却価格にも影響を及ぼします。生活をする上で支障がない状態であっても、塗料や外壁の寿命を考慮したメンテナンスを検討してください。
【コスパ重視で考える】外壁塗装の費用相場と選び方
蓮田市や白岡市の住宅は、30坪から40坪の標準的な建物が多いため、埼玉県内の相場と同等の費用で外壁塗装をすることができます。
市区町村 | 平均延べ床面積 |
蓮田市 | 120.08㎡ |
白岡市 | 117.39㎡ |
(参照:総務省統計部 令和5年住宅・土地統計調査)
約120㎡の外壁は、家の広さ30坪に相当しますので、同じ広さのご自宅であれば90万円台後半から160万円弱までが外壁塗装の相場費用となります。
外壁塗装の工事代金は、塗料の種類によって大きな違いがあります。主な塗料ごとの特徴とメリット、デメリットは以下の通りです。
塗料名 | 耐用年数 | メリット | デメリット |
アクリル塗料 | 約3~5年 | 値段が安く、定期的に塗り替えを楽しみたい方向き。 | 他の塗料と比べると耐久性が短く、防水性も低い。 |
ウレタン塗料 | 約5~7年 | 一般的に新築住宅によく使われる塗料で価格と機能のバランスが良い。 | 耐久年数が約5~7年と低いため、長期的な外観維持には不向き。 |
シリコン塗料 | 約7~10年 | 住宅の塗り替えの際によく使われる塗料で、耐久性もあり、コストパフォーマンス性に優れている。 | 価格はアクリル・ウレタン塗料よりも高く、付着性能ではウレタン塗料の方が優れている。 |
フッ素塗料 | 約15年~ | シリコン塗料よりも耐久性があり、塗膜の寿命が非常に長いため、こだわりたい建物に最適。 | コストが高く、塗膜も硬いものが多く、ひび割れが起きやすい。 |
無機塗料 | 約15年/20年~ | 無機成分(ガラスなど)を配合し、超耐久性を実現させた塗料。劣化が激しい部位にもよく使用される。 | コストが高く、完全な無機ではないため、紫外線的に耐えられない場合がある。 |
あまり頻繁に外壁塗装をしたくないというご家庭では、耐用年数の長い塗料を選ばれるのが良いでしょう。
ただし、長持ちする高性能な塗料は、その分だけ費用も高くなってしまいますので、ご予算や長期的なメンテナンス計画を考慮した塗料選びが大切です。
【外壁塗装のポイント】どんな塗料がいい?耐久性と費用を天秤にかける
20年以上ずっと外壁塗装をしていない場合には、最適な塗料を選ぶのが難しいと感じられるかもしれません。頻繁に塗装が必要になる塗料を除くと、次の3つが主な選択肢になります。
塗料名 | 耐用年数 | 1㎡あたりの施工単価(材料代含む) |
シリコン塗料 | 約7~10年 | 2,000~3,500円 |
フッ素塗料 | 約15年~ | 3,000~5,000円 |
無機塗料 | 約15年~ | 3,500~5,000円 |
シリコン塗料は、コスパと耐久性のバランスが良い塗料です。安い価格帯に分類される塗料であるものの、耐用年数は7年から10年で、住宅の塗り替えでは採用されるご家庭が多いです。
フッ素塗料や無機塗料は、1回の外壁塗装にかかる費用は高くなりますが、耐久性に優れた塗料ですので長持ちします。
また、さらに高い機能性を求められるご家庭では、低汚染性や遮熱性を備えた最高峰塗料であるプロタイムズオリジナル塗料「プラチナシリーズ」も、選択肢のひとつです。
【不安解消】悪質業者を避けるための見積もりとチェックポイント
実際に外壁塗装の見積もりを依頼される際には、悪質な業者を避けるためのチェックポイントがあります。
複数社(できれば3社)からの見積もりを取得
外壁塗装を成功させるためには業者選びがとても重要です。
このため、実際に塗装を行う際には、複数社からの見積もりをとることが一般的です。
最近では、見積もりの一括サイトも数多くありますので、複数の業者に見積もり依頼をすることも比較的容易になりました。
ただし、あまりに多くの見積もりをとると混乱してしまう可能性がありますので、ある程度の見極めを行った上で、3社の見積もりを取得されるのがオススメです。
複数の業者の見積もりを比較することで、費用の相場を知ることができることに加えて、それぞれの外壁塗装会社の特徴を確認することができます。
見積書の項目(足場代・洗浄工賃・下地補修費など)をしっかり確認
業者から取得した見積書は、細かな項目までしっかりと確認するようにしてください。大まかな費用や項目だけしか記載されていない見積書を出す業者は、悪質な業者である可能性が高いです。
プロタイムズ蓮田店(株式会社リノデクション)では、施主様にじっくりと比較検討していただけるように5種類の塗装プランをご提示し、材料費や施工費についても詳しく内訳を記載した見積書を無料でご提供しています。
外壁塗装では、足場代や高圧洗浄費用、下地修繕費など項目が多岐に渡りますが、業者から提示された見積書をしっかりと見比べるようにしてください。
実績や口コミ、アフターフォローも重要
業者選びでは、実績や口コミの確認を忘れずに行なってください。
見積もりの安さだけで業者を選んでしまうと、施工開始後に思わぬトラブルが発生することがあります。
外壁塗装では、施工前、施工中、そして施工が完了したあとのアフターフォローまで、業者ごとに提供するサービスに違いがあります。実績や口コミを確認することで、信頼できる業者かどうかを見極めることが大切です。
当店のこれまでの実績や口コミについては、「施工事例一覧」や「お客様の声」を参考にしてください。
蓮田市で長らく外壁塗装をされていない方のご相談はプロタイムズ蓮田店におまかせ!
築20年以上ずっと外壁塗装をされていない建物について、外壁に起こる症状やリスクを解説いたしました。外壁には寿命がありますので、長らく外壁塗装をされていない場合には、今すぐ動き始めてみてください。コストパフォーマンスを重視される場合にも、十分な選択肢があります。
今すぐできる行動リスト
1.ご自宅の外壁をチェックしてみる
2.複数社からの相見積もりをとる
3.信頼できる業者に相談する
外壁塗装をせずに放置することは、お金の面でも、安全面においても、非常にリスクが高いです。
プロタイムズ蓮田店(株式会社リノデクション)は、長く安心してご自宅に住んでいただけるように、顧客目線でアドバイスをさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。
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