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白岡市特有の外壁劣化症状|特有の劣化はないけど「一般的な劣化症状」が当たり前に発生する
2024年11月18日(月)
プロタイムズ蓮田店/株式会社リノデクションのスタッフブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
プロタイムズ蓮田店/株式会社リノデクションは屋根塗装・外壁塗装を蓮田市・白岡市・久喜市・菖蒲町を中心に営業しております。
代表取締役の押田です!
外壁塗装の劣化症状には、地域特有の劣化症状というものがあるケースがあります。しかし、白岡市は「ここだからこそ発生する劣化症状」というものがありません。そのため、外壁塗装の一般的な劣化症状に対して気を付けておけば、ほぼ問題なく対処できる地域です。
沿岸部であれば金属製部材の異常劣化、山間部であれば湿度の高さによるカビの異常発生や特有の害虫・害獣被害などがあるのですが、良くも悪くも白岡市は「平坦な地域」なので、突然熊が現れるようなこともないのです。
白岡市にお住まいの方は「一般的な外壁劣化症状の特徴」についてしっかり理解しておくことで、定期的なメンテナンスを心がけるようにしましょう。
今回のお役立ちコラムでは「白岡市で気を付けたい外壁劣化症状」についてご紹介します。
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目次
一般的な外壁劣化症状とは
マイホームを手に入れると、その時点から定期的なメンテナンスを施しながら住み続けることが決定します。新築で手に入れた場合も中古で手に入れた場合も、しっかりとメンテナンスを施さなければ、数年で大きな劣化症状が現れてしまうでしょう。
何十年と住み続けられる予定のものが、5年ほどで寿命を迎えてしまうのでは意味がありません。しっかりとメンテナンスしていきましょう。
まずは「一般的な劣化症状」の特徴についてご紹介します。
チョーキング現象
チョーキング現象は、紫外線の影響によって塗装表面が破壊されていく現象で、表面に粉が吹いてしまうような症状を指します。この現象は、塗料に含まれている「白色顔料」が紫外線により「ラジカル」と呼ばれる破壊物質を発生してしまうことで起こる現象です。
つまり、塗料の白色顔料のせいで起こる劣化症状というわけです。
ラジカルの作用は、樹脂の結合を破壊してしまうというもので、ガッチリと結びついていた塗膜の表面を粉々にしてしまうのです。その結果、少し表面を撫でるだけで真っ白な粉が付着してしまう状態になります。
この時、塗膜表面が荒れてしまい、十分な効果を発揮できなくなってしまうのです。
ひび割れ
外壁塗装は「振動」によってひび割れを発生します。地震や道路の振動などが原因で、建物全体が大きく揺れることで歪みが生じ、ひび割れが発生するのです。その結果、外壁自体にもずれが発生してしまい、外壁材からひび割れてしまうこともあります。
外壁のひび割れは「雨漏り」に非常に強く関係する劣化症状なので、適切なタイミングでしっかりと対処しなければならないということを覚えておきましょう。これが遅れてしまった場合、雨漏りや構造躯体の劣化にもつながってしまいます。
外壁に発生するひび割れの許容範囲には「幅0.3mm未満、深さ4mm以下」という規定があります。これを超えてしまった被害に関しては、いつ雨漏りが発生してもおかしくない状態だということを覚えておいてください。
0.3mm未満という幅は、目視で黒い筋が確認できるようなひび割れであれば、すでに許容範囲を超えていると考えれ良いでしょう。非常に狭いひび割れであっても、雨漏りが発生する可能性が十分に潜んでいるのです。
塗装の浮き
チョーキング現象やひび割れが発生してしまっている外壁では、塗膜の裏側に空気が入り込んだり、雨水が入り込んだりすることで塗装が浮いてしまう状態が発生します。部分的に浮きが発生している段階では「浮き」と表現できますが、これが広範囲に大きな浮きになった場合「剥がれ」と表現することができるので、どちらも症状としては同じと考えてください。
塗装が浮いてしまうと、そこはすでに塗装による外壁のコーティングができていないため、どんどん外壁材が劣化してしまうでしょう。これでは、外壁塗装だけでなく「外壁材の交換」も必要になる可能性が高くなってしまいます。
定期的なメンテナンスを施していれば、塗装が浮いてしまうことはほとんどありません。仮に短期間で浮きが発生するような場合、施工時の下準備が不足していたことが考えられます。
契約時の保証で対応してもらえるものなので、しっかりと状況を説明して、適切なやり直しを要求してください。
メンテナンス不足による浮きが発生している場合には、早急に外壁塗装をしてもらうことをおすすめします。対応が遅くなるほど外壁材が劣化してしまうので、被害が小さいうちに対処しましょう。
カビや苔
外壁に点々と黒い粒が付着しているような場所はありませんか?
または、換気ダクトの下や日当たりが悪い方向の外壁に緑色の染みができていませんか?
これらはカビや苔が発生していることを表します。外壁塗装にとっても、お住まいの皆様にとっても悪い状態なので、このような症状が確認できる場合には外壁塗装業者に劣化診断を依頼するようにしましょう。
表面だけの劣化症状であれば、外壁塗装の際に防カビ・防藻剤を使用して不活性化することで対処ができます。内部まで入り込んでしまっているような状況であれば、どこまで進行しているかを適切に調査してもらい、根本的な問題解決が必要になるでしょう。
通常の外壁塗装の際に行う高圧洗浄だけでは、カビを撲滅することはできません。少しでも根が残っていれば、そこから再度繁殖・成長を続けてしまいます。そのため、防カビ・防藻剤による不活性化は非常に重要なのです。
不活性化とは、カビを殺菌するのとは少し意味が異なります。殺菌は文字通り「カビ菌を殺す」ことを目的としているため、非常に強い薬剤を使用しなければなりません。漂白剤なども殺菌性がありますが、かなり強い薬剤であることはご理解いただけるでしょう。
しかし、弊社が外壁塗装で使用する防カビ・防藻剤は「殺菌」ではなく「不活性化」を目的とする薬剤を使用するため、カビ自体がなくなるというわけではないのです。
不活性化とは「活動できなくする」効果のことを指し、カビや苔の繁殖や成長を「休眠」させる効果を発揮するものです。繁殖できず、成長もしない状態なので、そこにカビや苔の胞子が残っていても「発芽することも根を刺すこともない」ということになります。
その結果、人体に強い影響を及ぼさない対策が講じられるようになったのです。
カビや苔を殺すことができても、その後すぐに生活ができる状態にならないのでは、工事の意味がありません。それであれば、活動自体を止めることで対処した方が効率的な対処だと言えるでしょう。
シーリングの劣化
外壁塗装と同様に、シーリング材も劣化する部分です。外壁にシーリング材を使用するのは、主にサイディング壁の場合ですが、ここでは「防水性」と「クッション性」それに「保持性」を発揮するために使用されているということを覚えておきましょう。
シーリング材の劣化は、紫外線により硬化やひび割れの発生、縮みの発生が主な劣化症状になっています。これらが現れることにより、水分や油分が枯渇してしまい、黒色化やカビの発生にもつながってきます。
シーリング材が劣化すると、サイディングパネル間の「防水性」が失われてしまうので、雨漏りの原因となってしまうでしょう。また、地震等の揺れに対するクッション性も発揮できなくなるので、サイディング壁のひび割れも発生するようになります。
それだけではなく、サイディングを正位置に保持する役割を持っているため、劣化してしまったシーリング材では外壁材を保持できず、最終的に脱落する可能性もあります。シーリング材を使用するのはサイディング壁だけではないのですが、主なトラブルの一例としてご承知おきください。
そして、シーリング材の劣化は「外壁塗装と同時」に行わなければなりません。
おすすめのメンテナンス方法
外壁塗装の専門家がおすすめする「メンテナンス方法」をご紹介します。いろいろな方法がありますが、効率を考えた時には「ここがポイント」という内容を守って使用する材料を選ぶのが重要です。
フッ素塗料で耐候年数を稼ぐ
白岡市は異常劣化を発生することがほとんどないので、しっかりと耐候性の確保をしながらメンテナンスすることで「ランニングコストを抑える」ことができます。
弊社で使うシリコン塗料は「13年以上」の耐候性を発揮しますが、よりメンテナンス回数を減らすためにも「フッ素塗料」で耐候性を確保することをおすすめします。
弊社が最もおすすめするフッ素塗料の耐候年数は「21〜26年」です。
超低汚染塗料で美観維持
施工後のメンテナンスフリーを実現するためにも、使用する塗料は「超低汚染塗料」を選びましょう。外壁洗浄の必要がなくなるため、耐候期間中の工事依頼が発生しなくなります。
若干工事コストが上がってしまうのですが、ランニングコストと比較した場合、超低汚染塗料を選んで良かったと感じるはずです。
遮熱性よりも断熱性が重要
遮熱塗料が好まれていますが、年間を通して考えたときに「断熱性」を確保することで快適性が向上します。もちろん、夏の暑さ対策には遮熱性能をアップすることを重点的にすべきですが、冬の快適さも重要です。
塗装で断熱性を確保することはできませんので、断熱工事やカバー工法などのメンテナンスも検討するタイミングがあれば、率先して施工することをおすすめします。
また、弊社がおすすめしている塗料の多くは「すでに遮熱性能を発揮できるもの」ばかりなので、あえて遮熱塗料を後からおすすめする必要がないというのも、ここで断熱性をおすすめする理由です。
耐震性アップのために屋根重量を減らしたい
お住まいを長期間維持するためにも、屋根の重さを減らすことは意識して対処すべきだと強くおすすめします。屋根材が瓦であるなら、メンテナンスのタイミングでガルバリウム鋼板に葺き替えてしまうのは非常におすすめです。
耐震性が向上し、建物寿命を延ばす効果も期待できます。
白岡市のお住まいの外壁メンテナンスはリノデクションにお任せください!
白岡市で外壁塗装のメンテナンスを検討されている方へ、株式会社リノデクション/プロタイムズ蓮田店はお住まいの健康を守るための最適なパートナーです。
地域特有の劣化症状が少ない白岡市では、一般的な劣化症状への対処が主な課題となります。チョーキング現象やひび割れ、塗膜の浮き、カビや苔の発生といった症状は、適切なタイミングでのメンテナンスで未然に防ぐことが可能です。
リノデクションでは、長寿命かつ低メンテナンスのフッ素塗料や、遮熱・断熱性能を備えた塗料の活用を提案し、ランニングコストを抑える施工を実現します。
また、外壁塗装と同時にシーリング材の劣化対策を行うことで、さらに強固で快適な住環境をサポートします。お住まいの劣化が気になる場合や、初めて外壁メンテナンスをご検討の際は、ぜひ一度ご相談ください。
お問い合わせは、問い合わせフォーム、メール、電話でのご相談、ショールームへの来店にて受け付けております。白岡市で外壁メンテナンスをお考えなら、信頼と実績の「リノデクション」にお任せください。
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