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悪質リフォーム業者の見分け方|優良業者を見つけるポイントは?
2024年09月13日(金)
外壁塗装工事では、悪質リフォーム業者が販売を行なっている場合もあります。このような業者は、販売方法が違法であったり、工事内容も適当で、工事価格を釣り上げているといった場合もあります。
優良業者に工事を依頼するためには、まず悪質な業者もいるという警戒心を持つことが大事です。どのような業者が怪しいのか、事前に知っておくことで被害を避けることができます。
また、万が一被害にあってしまった場合の対処方法についてもご紹介いたします。
悪徳業者の営業方法
まず悪徳業者は、営業方法からして異常であることが多く、知っていれば簡単に断ることができます。
なぜ営業方法が他社と違っているかというと、営業でのみしか仕事を取ることができないからです。塗装工事の品質や口コミを度外視し、無理矢理な営業で利益を上げている会社になります。
工事自体は、下請け業者に安い料金で丸投げしてしまっている場合がほとんどです。悪質な営業方法を知り、すぐに悪徳業者だと見抜けるようにしましょう。
訪問営業を行なっている
◎対処ポイント
・訪問販売は断る
・会社名、サービス商品、訪問理由を明示しないは違法
訪問営業は、悪質業者が行う営業方法の典型といえます。何度断っても再度訪問し、しつこく工事を行うように迫ってきます。
訪問販売は、会社名、サービス商品、訪問理由を明示しないと違法になります。悪質業者は、会社名などを最初に言わないこともありますので、すぐ判断ができます。
外壁塗装の必要性について、わざと誇張して傷んでいることを伝えてきたり、今すぐに工事をしないと大変なことになると急かしてきます。訪問は女性が行い、話を聞いてくれると判断された場合は、男性の営業マンが来て、契約を迫ってくるという手口もあります。
訪問営業は、基本的にはハッキリと断り、二度と来ないように伝えるのが良いです。断ったにも関わらず、再度訪問してくる場合は違法となります。あまりにもしつこい場合には、警察に通報することで警察が対処してくれます。
屋根に登ろうとする
◎対処ポイント
・屋根に登る行為は必ず断る
・ドローン点検などを別業者に依頼する
「近くで工事をしていたら屋根が割れているのが見えました」
「この前の台風で屋根が壊れているの知ってましたか?」
「屋根点検を無料で実施しているのですがいかがですか?」
など、無料で屋根を見てあげるという、あなたのためにサービスで点検するよと提案をしてきます。
しかし、一度屋根を見せてしまうと、見積りを持ってくる口実になったり、話を進ませてくることになりますので注意しましょう。
故意に壊して、壊れた建材を見せる
◎対処ポイント
・壊れた部材を受け取る
・それ以上は話を聞かない
・他社にも相談する
屋根に登った際に、屋根を故意に壊したり、床下に潜り木片を持ってくるなど、さまざまな事例があります。
また、壊れている写真や、シロアリの写真などを見せてくる場合があります。
これは、本当に自宅のものなのかを確認することが大切です。
壊れた部材を持ってきた場合は、それを受け取りましょう。受け取ることを拒否(違う家の部材とバレたくない)する場合は、悪徳業者です。
写真を撮ってきた場合には、他の地元業者にも点検を依頼しましょう。多くの場合で、何も破損はなく、ただの悪徳営業手法です。
モニター価格など値引き額が大きい
◎対処ポイント
・ハッキリと断る
・他社からも見積りを取る
「モニター価格なので、半額で特別にご提供しています。今日ご契約いただけるとさらに10万円値引きします」
など、値引き額が30%を超えるのは、工事として本来成り立ちません。最初の提示価格を異常に高くしているだけで、値引き額が大きく見えるようにしているだけです。
また実際には、安い塗料を使っており、工事価格としては値引きしても割高であるということも少なくありません。
急かしてくる営業文句に惑わされずに、他社に見積りを依頼しましょう。
お客様から「今日か明日には見積りを欲しい」と連絡が来ることが稀にあります。これは、悪質業者からのこのような提案を受けているためになります。事前に知っておくことで、変に焦る必要がなくなります。
工事のキャンセルに応じない
◎対処ポイント
・消費者センターなどに相談する
・支払いは行わない
訪問販売などは、契約書類を受け取った日から数えて8日間クーリング・オフ制度が適用されます。すぐにキャンセルを行うことができますので、通知は書面もしくは電磁的記録(メールなど)で行うようにしましょう。
契約を解除しても、違約金等を支払う必要はありません。商品などを受け取った場合でも、業者の負担で引き取らせることができます。
店舗に出向いて契約してしまった場合や、自分で業者を呼んだ場合には適用されませんので注意が必要です。
悪質業者による工事事例
悪質リフォーム業者は、工事内容も非常に粗悪な場合があります。
「せっかくお金をかけて依頼したにも関わらず、工事しない方が良かった」「相場価格よりも高い金額で依頼してしまった」
という後悔をしないために、工事中も確認をすることが大事です。
営業担当は丁寧で人当たりが良かったが、職人は雑で工事内容に不安があるということも少なくありません。1つ1つ事例を確認して、被害を少なくしましょう。
職人の知識・技術力不足
◎対処ポイント
・工事中の確認
・職人を代わってもらう
安価で下請け業者に丸投げをすることにより、人件費を削減するしかなくなります。本来、正しい知識を持ち、経験がある職人が工事を行いますが、バイト職人を雇っている場合があります。
塗装工事の経験のないものが、言われたことをただこなすだけで、適切な補修を行わずや塗りムラなどがあるままになります。
塗装作業は、ただ塗れば良いという簡単なものではなく、技術が必要になります。大切なお家ですので、技術力のある職人に依頼しましょう。
施工会社に、職人を変わってもらうか、工事内容に問題がないか確認しましょう。
作業工程を省く
◎対処ポイント
・消費者センターなどに相談する
屋根は見えない部分のため、高圧洗浄や下塗りを行わないと言った、契約内容とは異なる省いた工事を行う悪徳業者がいます。工期短縮、人件費削減を行い、良い塗料を使ったとしても十分な耐久性を発揮できません。
規定以上に塗料を薄めて使う、乾燥時間を削減するといった行為も同様です。
このような工事を発見した場合には、消費者センターなどに通報しましょう。
契約内容と違う塗料を使っている
◎対処ポイント
・塗料缶の商品名をチェック
・新品の塗料缶を開けているかをチェック
契約時の話では、「高級フッ素塗料を使うが、モニター価格で安くする」といった板にも関わらず、現場では全く違う塗料が使われていたという事例です。
お客様に知識がなく、わざわざ使用する材料まで確認しないことを利用した手口です。
実際に使っている塗料缶が、同名の商品なのかをチェックしましょう。また、塗料缶だけフッ素塗料と書いてあるものに、中身を入れ替えている場合もあります。新品の塗料缶をしようしているかのチェックを行いましょう。
近隣に迷惑をかける
◎対処ポイント
・施工業者に職人に注意してもらう
職人の教育が行き届いていないと、ゴミを散らかしたままにする、近隣住宅の近くに工事車両を停めているなど、さまざまなトラブルを引き起こす場合があります。
職人のマナーが悪いと、近隣との関係を悪くしてしまうこともあります。施工業者に職人に注意してもらうように問い合わせましょう。
悪質リフォーム業者は工事後も注意
気にせず工事が終わったと思っていても、工事後にトラブルになる事例も少なくありません。悪徳業者は、工事後の対応も不親切で、お客様に不利益を与えることがありますので注意しましょう。
追加工事の請求
◎対処ポイント
・追加工事はハッキリと断る
・書面で契約内容を明示したものを受け取る
本来、最初の工事で含まれているべきものが、「これは追加になります」と請求を行なってくる事例です。すべての工事が終わった後に、「これもやっておきますね」と無料でやってくれたように見せかけて、実際には費用が発生すると言ってくることもあります。
追加工事に関しては、優良業者ほど丁寧な説明を行い、細かい工事でも必ず書面でやり取りを行います。
まず、追加工事は無料であってもハッキリと断るか、本当に無料なのか工事内容は何かを明記した書面でやりとりしましょう。
問い合わせに応じない
◎対処ポイント
・店舗に出向く
・関わらずに他業者に依頼する
工事後に支払いも済ませると、問い合わせに全く応じなくなり、不具合があった際にも対処してくれないのが悪徳業者です。
不具合などを無償で対処するための人材がいないことと、職人も丸投げしているため、補修などを依頼するためには業者側の負担になってしまうからです。
電話に出ない場合は、店舗に直接出向く方法もありますが、そのような業者とはなるべく関わりは持たない方が良いでしょう。
地元の他の業者に、不具合やその他の工事について相談し、関係を築いていった方が良いです。
悪質リフォーム業者に騙されない方法
悪質リフォーム業者は、工事の依頼、契約をした際、営業と話してしまった場合、どの段階でも不安を感じる原因となってしまいます。
基本的には、未然に対策を取り、あまり関わらないようにするのが得策です。
訪問販売に応対しない
前提として、訪問販売全てが違法で、悪いというわけではありません。一部の悪質業者により、被害にあわれる方がいるのも事実です。
基本的には訪問販売の相手をしないということが、トラブルを避けるために得策です。
営業マンが人当たりの良い人であっても、実際の工事内容は良くないといったこともあります。工事はその人が担当するわけではないということを念頭に、依頼には慎重になりましょう。
悪質業者リストをチェックする
悪質業者は、その違反内容や行政指示がリストに載っている場合があります。訪問してきた営業会社などが、こちらのリストに載っていないかチェックしましょう。
また、このリストに載っていないからといって悪質業者でないとも限りません。また被害が明るみに出ていない、通報から処分まで時間がかかることも考慮する必要があります。
・国土交通省 ネガティブ情報等検索サイト
国土交通省で、管轄されている事業者等の過去の行政処分歴などを検索することができます。
会社名や所在地によって検索が可能で、事前に業者をチェックすることができます。
・消費者庁 特定商取引法ガイド
消費者庁による、特定商取引法に違反した事業者を検索できるものです。
特定商取引法は、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守る法律です。訪問販売や通信販売などの消費者トラブルなどを主な対象としています。
こちらもリストに載っていないからといって、安心しないようにしましょう。これからあなたの通報で、リストに乗る業者の可能性もあるためです。
被害に遭ってしまったら?
注意していても、万が一被害に遭ってしまった場合は、適切な相談窓口を利用しましょう。
契約してしまったらクーリング・オフしましょう。
契約書を受け取ってから8日以内に、書面もしくは電磁的記録で理由なくキャンセルが可能です。書面を送付した証拠、メールなどの記録を保存しておくようにしましょう。
公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターが運営しているもので、電話相談の窓口となっています。各都道府県の弁護士会で、弁護士と建築士が紛争解決に動くようサポートしてくれます。
独立行政法人 国民生活センターが運営しており、都道府県別で各地に消費生活センターがあります。
商品やサービスなど消費生活全般に関する苦情やトラブルに、専門の相談員が受付け、公正な立場で処理を行なっています。
蓮田市での外壁塗装は、プロタイムズ 蓮田店におまかせ
残念ながら蓮田市においても、悪質業者の被害に遭われた方や、訪問営業に困っているという話を聞くことがあります。
地域のお住まいを守る立場として、そのような業者の被害をできる限り抑えていきたいと考えています。
「もしかして悪質業者?」と不安に感じた場合には、お気軽に当社にご相談ください。2社、3社と話を聞くことで、冷静に判断ができるようになります。
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