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サイディングの外壁塗装|塗料・費用・時期について

新築戸建て住宅の外壁材として、サイディングは約8割ほどが採用されるほど普及している建材です。

「新築より色褪せてきた」

「業者にひび割れていると言われた」

「塗装が必要ないと言われたのに、本当に必要かわからない」

など、外壁材についてどのようなメンテナンスを行えば良いのか、そもそもメンテナンスの必要性を知らなかったという方もいらっしゃるかと思います。

この記事では、主に窯業系サイディングについて知っておくべき知識をご紹介し、適切なメンテナンスを行えるように網羅的に解説いたします。

塗料の選び方、かかる費用、メンテナンス時期などについてわかりやすくまとめています。

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サイディングとは

サイディング外壁を表した画像

サイディングは、外壁材の一種でサイディングボードとも呼ばれるパネル状の建材になります。

従来は、モルタルという塗り壁が主流でしたが、1990年以降からサイディングが広く採用されるようになりました。

工場で生産されたパネルを現場で張り合わせていく工程になりますので、現場でモルタルを左官職人が仕上げるより、工期が短く済み、比較的コストを抑えることができます。

また、モルタルに比べ軽いのが特徴で、耐震性が高くなるというメリットもあります。

サイディングの種類

サイディングと言っても、実は大きく4種類あります。最も普及しているのは窯業系サイディングで、次いで金属系サイディングとなっており、他の建材はあまり馴染みがないものになります。

 

窯業系サイディング

窯業系サイディングの画像

窯業系サイディングは、セメントと繊維質を主原料として、成型、養生硬化させ、最後に表面を塗装し、パネル状にした外壁材です。

厚さ・・・14mm~26mm
長さ・・・3,030mm、1,820mm
幅・・・450mm、910mm、1,000mm

が主流で、グレードや商品によってサイズが異なります。

工場塗装されているので、デザインのバリエーションが豊富で、防火性、耐久性が高く、品質も安定しているのが特徴です。

 

・金属系サイディング

金属系のサイディングの画像

金属系サイディングは、ガルバリウム鋼板などの金属を成型したパネル状の外壁材です。中に断熱材を挟み、金属の断熱性能が低いという欠点を補っています。ガルバリウム鋼板は錆びにくく、非常に耐久性が高いのが特徴です。表面は焼き付け塗装をおこなっており、スタイリッシュなデザインの外観となります。

 

・木質系サイディング

木質超のサイディング

天然木を材料にした、表面に塗装仕上げをしたパネル状の外壁材です。木ならではの温かみのあるデザインとなりますが、劣化が早く、メンテナンスをこまめに行う必要があります。

 

・樹脂系サイディング

樹脂系サイディングを表した画像

樹脂系サイディングは、塩化ビニル樹脂をパネル状に加工した外壁材です。耐久性、防錆性が高く、凍害や腐食に強いため北米で広く普及しています。

外壁塗装工事は絶対に必要!

サイディングは新築時に、半永久的に持つ、塗装は必要ないと建築メーカーに言われた方も少なくないようです。

 

しかし、実際にはサイディングは必ず塗り替えが必要です。再塗装を行わないと、外壁材の破損、雨漏りなどが発生する可能性があります。

サイディングは水に弱い

サイディングは、セメント、繊維質を主成分にしており、実は水に弱いものを使っています。なので、表面に工場塗装されたものを外壁材として使用しています。

「なぜ水に弱いものを外壁に使うの?」という疑問が浮かびますよね。

 

これは、建材としてコスト面や加工性などを考慮して、選ばれた材料だからです。例えば、車を例に考えてみましょう。外を走る車のボディは、雨などで錆びてしまう金属を使っています。そこで、金属が錆びないように塗装を施すことで、コスト面や加工性、耐久性に優れたものを採用しています。塗装が剥がれてしまうと、車も錆びてしまいますので再塗装が必要です。

 

つまり、サイディングも紫外線により塗装が劣化してきたら、再塗装しなければお家が雨水で腐食してしまうのです。

 

塗装メンテナンス時期の目安

サイディングの塗装時期は、新築時から7~10年、もしくは前回塗り替えから10年程度になります。

お家の環境によっては、劣化の進行が早くメンテナンスの時期が早まることもあります。定期的な点検を行うことが、お家を長持ちさせるポイントになります。

 

サイディングの劣化度合い

サイディングの劣化症状から、適切な時期を見極めましょう。

*自分でも点検はできますが、できれば専門業者に点検を依頼し、適切な時期を確認した方が間違い無いです。

 

・色褪せ (劣化度 低)

色褪せの画像

外壁の色が新築時よりも褪せてきてしまった状態です。紫外線により表面の塗装が劣化し、色褪せてきます。

 

・チョーキング現象 (劣化度 低)

サイディング外壁のチューキング現象を表した画像

外壁を手で触ると、手に外壁の色がつく症状です。紫外線により塗膜が劣化し、顔料(色をつける粉)が浮き出てきています。塗装の時期を考える目安であり、これ以上劣化が進まないうちに工事をするのが理想です。

 

・ひび割れ (劣化度 中〜大)

サイディング外壁のひび割れを表した画像

サイディングにひび割れが発生してしまった状態です。建材の防水性が低下してしまい、雨水を吸収、乾燥と繰り返すことで、膨張・収縮に耐えられずひびが入ります。ひび割れから雨水が侵入し、サイディングの劣化を早め、内部の腐食も引き起こします。

 

・反り (劣化度 中)

サイディングの反り

雨水を吸収する状態となった外壁が、表面から乾くため、手前に反ってきてしまう症状です。無理に戻すと割れてしまう可能性があります。

 

・塗膜の剥がれ (劣化度 低〜中)

外壁で塗膜の剥がれを表した画像

前回塗装が剥がれてきてしまっている状態です。施工不良や、塗料の選定ミスなどが原因となります。補修を行い、部分的にも再塗装を早めに行いましょう。

 

・コケ、カビ (劣化度 低〜中)
サイディングの腐食(カコ・藻・カビ)の画像

外壁の防水性が落ち、水を含むようになるとコケやカビが生え、拭いても取れなくなります。水を多く吸収し、外壁材の劣化を早めます。放置し過ぎると、サイディングが手で触ってもボロボロと崩れてくるようになります。

 

・コーキングの劣化 (劣化度 低〜中)

外壁目地のコーキング劣化

目地部分に施工されるコーキングは、紫外線により劣化し、ひび割れや剥離を起こすようになります。ここから雨水が侵入しても、構造上すぐに雨漏りするわけではありません。ただし、防水のために施工されているものですので、早めの工事が必要です。

劣化に気づいた際には、専門業者に適切な補修を行ってもらうようにしましょう。まだ大丈夫と放っておいてしまうと、大規模な修繕となり余計な費用がかかってしまうこともあります。

次に万が一、劣化が進み、塗装工事で補修ができない場合についてご紹介いたします。

劣化が著しく進んでしまったら

上記の症状より、著しい劣化症状と工事方法について。

 

・大きいひび割れ、外壁材の腐食

ひび割れ
コーキングやパテでも埋まらない、ひび割れや反りに関しては、塗装工事だけでは不適切です。また、コケによる侵食で腐食が進んでしまった場合、サイディング自体を部分的に交換する必要があります。

 

・雨漏り

内壁のシミ雨漏り

雨漏りは屋根からするものという印象があると思いますが、外壁の劣化が雨漏りの原因になることがあります。外壁やコーキングのひび割れから雨水が侵入するのが慢性的に続くと、内部が腐食してしまいます。

外壁材の交換はもちろん、内部の補修も合わせて行う必要があります。

雨漏りを放置してしまうと、シロアリの被害に遭ってしまい、数百万円の修繕が必要になってしまうこともあります。劣化に気づいたら、できるだけ早く補修工事を検討しましょう。

注意:サイディングの直張り工法の外壁塗装

注意
1990年代などの、昔のサイディングは直張り工法という施工がされていることが多いです。

土台水切りと外壁の間に、1~2cm程度の隙間しかないと直張り工法になります。

現在は、通気工法という施工で、防水シートの上に胴縁という木材を取り付けます。こうすることで、サイディングと防水シートの間に隙間ができ通気できます。

一方直張り工法では、防水シートの上にそのままサイディングを張っています。そのため、外壁の裏側で湿気を逃すことができず、サイディングがボロボロに劣化してきます。塗装をしても、膨れてきたり不具合が起こる可能性があります。

では、直張り工法の場合に行う工事の選択肢についてご紹介いたします。

 

・外壁塗装

直張り工法であることを承知で、外壁塗装をし、防水性を維持する方法です。直張り工法でも、塗膜の膨れなどの不具合が出ない住宅もあります。1回塗装を経験済みで、不具合が発生していない場合は、外壁塗装でも問題ないと判断されることもあります。

*ただし、業者から保証書は発行されません。

 

・外壁カバー工法

既存のサイディングの上から、金属サイディングを上張りする工事になります。胴縁を取り付け、金属サイディングの裏に通気性を持たせ、不具合が起きないよう施工します。

美観にも優れ、外壁の不具合が起きず、メンテナンスもほとんど必要なくなります。

 

サイディング張り替え工事

サイディングの劣化が進んでしまい、新たな金属サイディングを上張りできない場合は、サイディング張り替え工事となります。

内部の間柱や柱、下地材の腐食が進んでしまっている場合で、下地材の交換も含めて工事する必要があります。

住宅の内部結露などの見えなかった症状を解消することができ、断熱材が劣化している場合は交換も行うことで、お家をより良い状態にすることができます。

他の工事に比べて、大規模な修繕となりますのでコストがかかることが欠点になります。

外壁塗装費用の相場

塗料グレード 

外壁塗装の費用 *30坪で換算 

耐用年数 

特徴 

シリコン 

100万円~130万円 

10~12年 

紫外線や汚れに強く、最も多く選ばれるグレード 

フッ素 

120万円~150万円 

約15年 

耐候性が高く、汚れにくい、防水性が高い 

無機 

130万円~160万円 

15年〜20年 

非常に耐候性が高く、メンテナンスコストが抑えられる 

 

サイディングの外壁費用相場は、おおよそ上記のようになります。

サイディングの場合は、コーキングの打ち替え、打ち増し工事が必要になるため、モルタル壁よりも少し費用がかかります。

 

最適な塗料の選び方

いざ見積もりを取ると、業者ごとに異なる塗料が提示され、どれが一番あった塗料なのかわかりにくいかと思います。

まずは、基本の耐久年数でグレードを選び、単色の塗装か、意匠性が高い塗装方法かで検討してみましょう。

耐久年数で選ぶ

塗料のグレードが高くなると、耐久年数が長い塗装となります。もちろん長ければ長い方が良いですが、予算の制約があります。

予算額を決めるために、リフォームローンが使えるのか、子供の教育費などで手元に現金をいくら残しておかなければいけないかを考えましょう。

 

次に、住宅にあと何年住むのか、何年ごとにメンテナンスをしたいかで考えます。

 

あと10年しかすまないのであれば、フッ素や無機塗装は勿体無いです。20年以上住むのであれば、無機塗装をすることでほとんどメンテナンスは必要なくなります。

グレードが高い塗料ほど長持ちするので、1年ごとに換算したメンテナンスコストはお得になります。総合的に判断し、お家の美観を保ち、防水性も維持している快適な住宅にしましょう。

 

意匠性で選ぶ

サイディングは凹凸のあるデザインを活かし、単色塗りではない塗料を選ぶことで、おしゃれな外観にすることもできます。

 

・クリヤー塗装

透明な塗料を使った塗装で、新築時に選んだサイディングの模様をそのまま活かした塗装ができます。色褪せてしまったサイディングも、クリヤー塗装により色味がある程度復活します。

ただし、細かいひび割れなどもそのまま見える状態になります。できれば築7,8年などの、劣化が進行していない状態での塗装が望ましいです。

 

・多彩色塗装

多彩色塗装を表した画像

多彩色塗装は、単色ではなく、複数の色を組み合わせた塗装方法になります。

ローラーを使い、2,3色で凹凸に模様をつける方法と、吹付塗装で天然石のような仕上がりにする方法などがあります。これらの模様も、塗料の種類によってデザインを選ぶことができます。

まとめ

サイディングの外壁塗装について、知っておくべき基礎知識をまとめてご紹介いたしました。

非常に優れた建材として、新築戸建て住宅の8割ほどに採用されているサイディングですが、適切なメンテナンスを行わないと住宅の劣化を早めてしまいます。

定期的に点検を行い、劣化症状を見極め、適切な時期に最適な塗料で外壁塗装を実施しましょう。

 

蓮田市での外壁塗装は、プロタイムズ 蓮田店におまかせ

蓮田市でサイディングの塗装工事をお考えの方は、ぜひプロタイムズ 蓮田店におまかせください。

サイディングは、非常に耐久性が高く、デザイン性にも優れた外壁材です。適切なメンテナンスを行うことで耐久性を維持し、住宅の寿命を延ばしてくれます。

塗装方法によって、耐久性、デザイン性が大きく変わります。実績豊富な当社ならではの最適なプランをご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

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