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コーキングとシーリングの違いを徹底解説|役割・種類・費用・DIYの注意点まで【蓮田市・白岡市対応】
2025年08月30日(土)
株式会社リノデクション/プロタイムズ蓮田店のスタッフブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
外壁のひび割れや隙間からの雨漏りにお悩みではありませんか?
「補修が必要かもしれないけれど、コーキングとシーリングの違いがよく分からない」
「DIYでもできるのか、それとも業者に頼むべきか迷っている」
──そんな不安を抱える方は少なくありません。実際、適切な処理をしないと建物内部に水が浸入し、カビや腐食など大きなトラブルにつながる恐れがあります。
しかし安心してください。本記事では、コーキングとシーリングの違い、役割や種類、さらに施工費用の目安やDIYの注意点まで徹底解説します。
正しい知識を持てば、外壁補修のタイミングや業者選びに迷うことはなくなります。あなたの大切な住まいを守るために、今知っておくべきポイントを整理してご紹介します。
コーキングとシーリングの違いと基本的な役割
外壁補修の際によく耳にする「コーキング」と「シーリング」。実際にどのように違うのか、そして建物を守るうえでどんな役割を果たしているのかを正しく理解することは、メンテナンスの質を左右します。
建築現場での呼び方や役割を整理し、外壁保護の重要性を解説します。
コーキングとシーリングに違いはあるのか?
「コーキング」と「シーリング」という言葉は、混同されやすいですが、建築業界では次のような使い分けがされることがあります。
用語 | 一般的な使われ方 | 現場でのニュアンス |
コーキング | 主に住宅リフォームや塗装業界で使われる | 隙間を埋める作業そのものを指す場合が多い |
シーリング | 建築設計・ゼネコン現場で使われる | 材料や工法を含む広義の意味で用いられる |
実際には「ほぼ同義」として扱われ、役割は共通しています。職人の年代や会社ごとの文化によって呼び方が変わるため、見積書や契約書で「シーリング」と記載されても「コーキング」と理解して差し支えありません。
まとめると:呼び方の違いはあるが、目的は同じ=「建物を水から守るための隙間充填」
外壁におけるコーキングの役割とは?
コーキングは「外壁の健康を守るバリア」とも言える存在です。具体的な役割を掘り下げてみましょう。
防水性能の確保
外壁の隙間から雨水が浸入するのを防ぎ、木材や鉄筋の腐食・カビの発生を抑えます。
耐久性アップ
建物のひび割れを未然に防ぎ、外壁材自体の寿命を延ばします。
緩衝材としての役割
地震や交通振動などの衝撃を吸収し、建材同士の摩耗や破損を防止します。
美観の維持
目地を整えることで外壁のラインが美しく保たれ、仕上がりのクオリティが向上します。
さらに重要なのは「寿命の存在」です。外壁コーキングは紫外線や雨風にさらされることで 約5〜10年で劣化 し、以下の症状が出始めます。
- 硬化・肉痩せ(細く縮んで隙間ができる)
- ひび割れや剥離(防水性が失われる)
- 欠落(完全に取れてしまい雨漏りリスク大)
これらはすぐに雨漏りや内部劣化につながるため、定期点検と早めの補修 が不可欠です。
ポイント:
- 呼び方は違っても「役割は同じ」
- コーキングは建物の防水と耐久性を守る要(かなめ)
- 寿命があるため「打ち替え・打ち増し」など計画的メンテナンスが必須
コーキング材の種類と特徴を比較
外壁に使用するコーキング材は、種類によって耐久性や適性が大きく異なります。誤った選定をすると、数年で劣化が進んで再施工が必要になり、結果的にコストがかさむリスクがあります。
ここでは代表的な種類と特徴を整理し、寿命や費用相場も含めて解説します。
代表的なコーキング材の種類と特徴
まずは代表的な4種類のコーキング材の比較表をご覧ください。
種類 | 耐久年数目安 | 特徴 | 外壁への適性 | 注意点 |
アクリル系 | 3〜5年 | 安価・作業しやすい | ✕(外壁には不向き) | 紫外線・雨に弱くすぐ劣化 |
ウレタン系 | 7〜10年 | 弾力性・耐久性に優れる | ◎ 外壁に最適 | 紫外線に弱く塗装が必須 |
シリコン系 | 10年前後 | 耐水性・耐熱性に優れる | △(浴室など内装向き) | 上から塗装できない |
変成シリコン系 | 10〜15年 | 外壁向けで塗装可能・硬化早い | ◎ 外壁で最も主流 | やや高価、耐久性は中堅 |
外壁に使用する場合は 「ウレタン系」または「変成シリコン系」 が最適です。
特に近年は「変成シリコン系」が主流で、外壁塗装との相性が良く、仕上がりの美観も長持ちします。
外壁コーキングの寿命と費用相場
外壁コーキングはDIYで補修可能な場合もありますが、基本的には専門業者に依頼するのが安心です。
工法 | 内容 | 耐久性 | 目安費用(1mあたり) | 特徴 |
打ち替え工法 | 古いコーキングを撤去して新しく充填 | 高い(10年程度) | 約1,200円 | 耐久性が高く長期的に安心 |
打ち増し工法 | 古いコーキングを残して上から充填 | 低い(2〜5年程度) | 約900円 | 安価だが早期劣化リスク |
おすすめは「打ち替え工法」。初期費用はやや高いですが、長期的なメンテナンスコストを抑えることができます。
ポイントまとめ
- 外壁には「ウレタン系」か「変成シリコン系」がベスト
- 費用が安いからといって「打ち増し工法」を選ぶと数年で再施工になる可能性が高い
- 長期的に見れば「打ち替え工法」が安心でコスパも良い
DIY補修と業者依頼の判断基準
外壁コーキングは劣化が目で見て分かるため、「自分で補修できるのでは?」と考える方も多いでしょう。確かにホームセンターなどで補修材を購入し、DIYで対応できるケースもあります。
しかし実際には、作業には高度な技術や経験が求められるうえ、施工を誤るとすぐに剥がれたり雨漏りを招いたりするリスクがあります。ここでは「DIYで対応できる範囲」と「業者に任せるべき工事」の判断基準を整理して解説します。
DIYでできる補修と注意点
DIYで対応できるのは、あくまで幅0.3mm程度までの小さなひび割れや、表面の部分的な隙間補修に限られます。基本的な作業手順は以下の通りです。
- 古いコーキングをカッターで撤去
- 隙間に沿って養生テープを貼る
- プライマーを塗布して密着性を高める
- コーキング材を隙間に充填し、ヘラで均す
- 乾く前に養生テープを剥がして仕上げ
しかし、ここで注意したいのがプライマーの扱いと充填の均一性です。プライマーが不十分だと界面剥離が起こり、数ヶ月でコーキングが外れてしまいます。また充填の際に空洞ができると、雨水の侵入口となりかえって劣化を早めてしまうのです。
さらに高所作業を伴うケースでは、安全対策も必要になります。DIYで費用を抑えようとしても、施工ミスや安全リスクを考えると、結局は再施工が必要になることも多く、長期的に見るとコスト高になりがちです。
業者に依頼するメリットと相見積もりの重要性
一方で業者に依頼するメリットは、単に「きれいに仕上がる」だけではありません。プロは下地の状態を正確に診断し、劣化の度合いや部位に応じて「打ち替え」「打ち増し」など最適な工法を選択できます。例えば、見た目は小さなひび割れでも、内部に雨水が侵入していれば補修方法は変わってきます。
また、施工業者は適切なプライマーやコーキング材の種類を現場ごとに選定するため、耐久性が大幅に向上します。さらに多くの業者では保証書の発行や定期点検が付帯するため、万が一の不具合にも対応してもらえる安心感があります。
費用を抑えつつ失敗を避けるためには、相見積もりが欠かせません。
複数の業者から見積もりを取ることで、金額だけでなく
- 「含まれている作業範囲」
- 「保証の有無」
- 「使用する材料の明記」
などを比較できます。安さだけで決めると、足場代や補修費が後から追加されるリスクもあるため、施工内容の透明性を重視することがポイントです。
外壁コーキング補修ならリノデクションにご相談ください
外壁コーキングは建物を守る重要な部分であり、放置すれば雨漏りや構造劣化につながります。適切なコーキング材の選定と施工方法を知り、必要なタイミングで補修することが大切です。
株式会社リノデクション/プロタイムズ蓮田店では、外壁塗装・屋根塗装・雨漏り補修など幅広く対応しており、無料見積もりや現地診断も承っています。地域密着の信頼できる業者として、施工後のアフターサポートまで万全です。
ご相談は以下からお気軽にどうぞ。
- お問い合わせフォームからのご相談
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- お電話でのご相談(☎0120-50-1116)
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大切なお住まいを守るために、まずは一度リノデクションへお問い合わせください。
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