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【蓮田市・白岡市 外壁塗装】外壁材の種類は何がいい?それぞれの特徴
2024年06月21日(金)
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目次
外壁材の種類一覧
▲モルタル外壁の作業風景
日本国内で主に使用されている外壁材は下記の7種類です。
外壁材と一言で言っても材質や性能、金額など大きく異なるためメリットとデメリットを比較して選びましょう。
・窯業系サイディング
・金属系サイディング
・木質系サイディング
・樹脂系サイディング
・モルタル外壁
・ALC外壁
・タイル
日本において主流なのが窯業系サイディングで成形性に富んでおりデザイン性が高い外壁材です。
窯業系サイディングはその名の通り年度を窯で焼いて製造されたサイディングです。
次いで多いのが金属系サイディングで、軽量で高い耐久性をもちます。
同じサイディングでも木質系サイディング、樹脂系サイディングはあまり採用されていません。
木質系サイディングは天然木素材の温かみが特徴です。
樹脂系サイディングは国内でメーカーや取り扱っている業者が少ないものの、耐久性とメンテナンスの高さから今後普及するともいわれています。
窯業系サイディングが主流となる以前はモルタル外壁がよく使われていました。
モルタル外壁はコテによって模様を変えることが出来、職人の塗り方によってデザインも自由に行えます。
ALC外壁は特に注目されている外壁材であり、軽量で耐火性が高く耐久性もあります。
タイルは高級感があり、高い耐久性と耐水性をもちます。
外壁材の種類別価格相場
外壁材 | 単価(円/m2) |
窯業系サイディング | 3,000~6,000 |
金属系サイディング | 4,000~7,000 |
木質系サイディング | 5,000~8,000 |
樹脂系サイディング | 6,000~9,000 |
モルタル外壁 | 1,500~4,000 |
ALC外壁 | 7,000~15,000 |
タイル | 7,000~10,000 |
外壁材ごとの材料単価の目安は表の通りです。
どの種類の外壁材においても製造しているメーカーや機能性などによって単価にばらつきがあります。
種類別ではモルタル外壁がもっともリーズナブルですが、モルタル外壁は現場で職人が手作業で行うため工期が長くなりやすくトータルコストが高くなりがちです。
総合的にみると手頃な価格の窯業系サイディングが主流で、国内シェアの8割程度をもっています。
金属系サイディング、木質系サイディング、樹脂系サイディングはそれより少し高い価格帯です。
ALC外壁は高価ですが、耐久年数は50~60年と長く、その点ではコストパフォーマンスが高いといえるでしょう。
比較的高価なタイルも高級感があり、耐久年数40年程度で、長い目で見た場合はコストパフォーマンスに優れています。
外壁材の種類毎の特徴やメリットデメリット
外壁材の種類毎にその特徴やメリット・デメリットについて紹介していきます。
材質の違いでそれぞれの外装では性能が大きく異なります。
お住まいの地域の気候などから重視すべき部分を比較検討してみましょう。
窯業系サイディング
外壁材の種類の中で主流となっているのが窯業系サイディングで、工期の短さとコストの低さが魅力です。
材質はセメントに補強材として繊維を混ぜ合わせて型に入れ、高温で焼きつけることで成型します。
成型や着色が容易なことから、多彩なバリエーションが用意されており、色やデザインの選択肢が多いこともメリットです。
外壁材自体のメンテナンスは7~10年を目安に行うことが一般的であるものの、つなぎ目に使用されるコーキング材が劣化しやすく、だいたい5~10年でメンテナンスが必要です。
モルタル外壁
モルタル外壁は砂とセメント、水、砂利を混ぜ合わせてつくるモルタルを塗り、仕上げに左官や砂または塗料の吹き付けを行うことで外壁を形成します。
職人が現場で仕上げるためつなぎ目がなくデザイン度が高い外壁材です。左官仕上げでなめらかな見た目にしたり、跡を残すことで独特の雰囲気を出したり、吹き付けによって凹凸や色を付けたりと、豊富な加工の種類があります。
また無機物の素材を使用するため防火性の高さもメリットです。
デメリットは職人の手作業による施工で工期が長く人件費が高くつくことと、ひび割れやはがれなどを起こす可能性があるので5~10年を目安に定期的なメンテナンスが欠かせないことが挙げられます。
金属サイディング
ガルバリウム鋼板、アルミ合金、ステンレス鋼板などの芯材に断熱材を裏打ちした外壁材の金属サイディングは、窯業系サイディングと同様に工期が短く、デザインの種類も多様になってきています。
軽量で防水性に優れているのが特徴で、金属素材のためひび割れが起こりにくいです。丈夫な素材のためメンテナンス周期が10~15年と長いのもメリットです。
デメリットは、材質にもよりますが、初期費用がやや高めになる点と、お住まいが海岸の近くの場合には塩害や赤サビ、白サビなどが発生する点が挙げられます。
また、サイディング自体のメンテナンス周期は長いものの、つなぎ目(目地)のコーキングの早期劣化には注意が必要です。
ALC外壁
軽量気泡コンクリートであるALC外壁は、ケイ酸、石灰、発泡剤のアルミ粉末により作られ、無数の細かい穴があいている多孔質となっており、軽量な外壁材です。
耐火性、断熱性、耐久性も優れています。
さまざまな種類が製造されており、デザインも豊富です。
デメリットは初期費用が多くかかることと、コーキング材を用いていることから目地の部分で定期的なメンテナンスが必要なことで、特に浸水を放置すると内側から崩れるおそれがあります。
その他の外壁
その他の外壁材の種類はタイル、木質系サイディング、樹脂系サイディングがあります。
タイルは素材の硬さによる傷つきにくさと、ほとんど給水しないので雨による影響を受けにくいことが特徴で、耐久性が高い外壁材です。
しかし、初期費用は高額になります。
木質系サイディングは木独特の風合いやぬくもりから魅力的な外壁材であるものの、木材の価格が高いことやこまめなメンテナンスが必要なのがデメリットです。
日本家屋には木質のデザインはマッチしやすく、デザイン性のある外装を重視している方におすすめです。
樹脂系サイディングは価格が高い分耐久性に優れ、メンテナンスサイクルが長いことがメリットです。
しかし、現在はまだ取扱業者が少なく、カラーバリエーションも他のサイディングと比較しても少なさが難点として挙げられます。
外壁材の種類を選ぶポイント
▲外壁はデザインや機能、費用などから総合的に判断
外壁材の種類を選ぶポイントは、主に価格、耐久性、デザイン性の3点です。これらの項目について説明していきます。
価格
外壁材でもっとも安価な種類はモルタルですが、実際の施工を考慮するとモルタル外壁の工事は手作業で工期が長くなりやすく職人の人件費が高くつきます。
価格をトータルで見るなら、現在主流の窯業系サイディングがお手頃で魅力的です。
また、材料価格は高めですが耐久年数や機能性、デザインの種類の多さや高級感などトータルで考慮するとALC外壁やタイルもコストパフォーマンスは悪くないといえるでしょう。
外壁は前述したように定期的にメンテナンスを行う必要があります。
価格を重視する場合、初期費用だけを見て決めるのではなく長期的に見て費用を抑えられるものを選ぶと良いでしょう。
耐久性
耐久性は外壁材の種類により異なります。
耐久性がもっとも高いのは素材の寿命が長いALC外壁で、メンテナンスを定期的に行うことで50~60年程度はもつと言われています。
次に強度が高く劣化しにくい材質なのは窯業系サイディング、金属系サイディング、タイルで定期的なメンテナンスをすることで40年程度とされています。
最後に樹脂系サイディング、木材系サイディング、モルタルは定期的なメンテナンスを行うと30年程度です。
これらはいずれも適切なタイミングでしっかりとメンテナンスを行った場合の目安ですので、それぞれの種類に合った時期にメンテナンスを行う必要があります。
特にモルタルは5~10年周期と他よりも短めなのでアフターフォローがしっかりとした業者に依頼するようにしましょう。
デザイン性
外壁材の種類によってデザイン性は大きく異なります。
窯業系サイディングは成型の簡単さ、塗装による着色のしやすさからバリエーションが豊富であり、デザイン性も高い外壁材です。
モルタル外壁も職人の手作業により塗装や吹き付けを行うことからデザインや色の自由度が高く、特に模様を付けることで差別化が出来ます。
他では、金属系サイディングが金属特有の光沢感を活かしたスタイリッシュな造形、タイルは高級感の演出、木質系サイディングは素材そのもののもつデザイン性などが挙げられます。
ALCはデザインの自由度は低めで、デザイン性の点では他の外壁材に劣ります。
外壁材の種類の見分け方
外壁材を検討しているなら、その種類がわからないと困ってしまいます。
外壁材によって塗料や施工方法、工期が異なり、それに伴って予算も変わってきます。
ここでは外壁材の種類を見分ける方法を解説していきます。
サイディング外壁の見分け方
▲サイディング外壁は等間隔で目地があるのでわかりやすい
サイディング外壁の見分け方のポイントは、つなぎ目や外壁材を叩いたときの音であり、外壁材の中では比較的見分けやすい種類にあたります。
サイディング外壁はサイディングボードのつなぎ目にコーキング材が施されていることが特徴です。
高さ3mほどのところにボードのつなぎ目があることが多く、この位置を見るのがもっともわかりやすいでしょう。
また、外壁材を軽く叩いたときにボード特有の軽い音がします。
モルタル外壁の見分け方
▲目地がなく手塗り感のあるモルタル外壁
モルタル外壁の見分け方は、つなぎ目と手塗り感です。
サイディング外壁やALC外壁材とは違い多くの場合つなぎ目はありません。
つなぎ目があるものでもコーキング材が施されておらず、くぼみとなっています。
また、モルタルを塗り付けたり吹き付けたりすることから、不均一な仕上がりとなっていることも特徴です。
見た目はザラツキのあるものから比較的平らなものまで種類があるので、つなぎ目とローラー跡などを参考にしましょう。
ALC外壁の見分け方
▲つなぎ目があり、素材に厚みを感じるのがALC外壁の特徴
ALC外壁の見分け方のポイントは、つなぎ目と窓の位置です。
サイディング外壁と同様にパネルを張り合わせることから、外壁材のすき間を埋めるようにコーキング材が施されています。
また、ALC外壁はサイディング外壁の倍ほどの厚さであることから、窓の設置位置は壁よりも奥まった場所にあります。
ただし、ALCのデザインによっては、つなぎ目が一見してわからない種類もあるので注意しましょう。
その他外壁の見分け方
上記以外の外壁材を使った外壁としてタイル、天然素材をそのまま使った木質系サイディングがありますが、どちらも見分け方は難しくありません。
タイルはつなぎ目である目地とタイル自体が分離しているように見えるのが特徴です。
窯業系サイディングや金属系サイディングにもタイルのようなデザインがありますが、素材や質感の違いで見分けがつきます。
木質系サイディングは木材を使用しているので、木目や質感などから他の種類との違いもわかりやすいです。
外壁によってメンテナンスサイクルが異なるため、不安に感じた方は一度プロによる点検を依頼するのもおすすめです。
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【メーカー別】外壁材の種類の特徴
ここではメーカー別に外壁材を取り上げて紹介していきます。
へーベルハウス、セキスイハイム、シャーメゾンの外壁材の種類や特徴について述べます。
ヘーベルハウス
へーベルハウスはALC外壁材の「ヘーベルパワーボード」と「へーベルライト」をラインナップしています。
「ヘーベルパワーボード」は木造住宅専用で、高い防火性能と耐久性、そして高級感を備えています。
すべて無塗装で、種類も数多くあり、質感や吹き付けの組み合わせにより理想のデザインが実現可能です。
「へーベルライト」は戸建住宅をはじめ、集合住宅や大型の施設でも採用されている外壁材です。
規格やタイプが豊富にあり、加工性の高いパネルを使用しているのが特徴です。
セキスイハイム
セキスイハイムの外壁は大きく3つのタイプに分けられます。
表面のシリカ成分により水を吸着し外壁面に水の薄膜をつくる「磁器タイル」の特徴は、汚れが雨水と共に流されるので、汚れが付きにくい点です。
また、「磁器タイル」は塗装されていないため、再塗装の必要はありません。
「ジオマイト外壁」はデザイン性が高い外壁材で、耐火性にも優れます。
こちらは20~30年に1度のメンテナンスが必要です。
スタンダードタイプの「レリーフ外壁」は紫外線から外壁を守るUAVコーティングが施されており、メンテナンスは20~30年に1度で済み、一般的な塗装タイプの外壁に比べ耐久性が高くなっています。
シャーメゾン
シャーメゾンの外壁材は種類が豊富にあります。
鉄骨用のオリジナル外壁材「ダインコンクリート」は強度、耐久性に優れ、デザイン性も両立した、鉄骨1、2階に適した外壁です。
鉄骨3、4階向けの外壁材「シェルテック・コンクリート」は軽量で高い耐火性能をもち、高強度という特徴があります。
「SC25セラミックウォール」は防火構造外壁として国土交通大臣の認可を取得した外壁です。
木造向けには陶版外壁「ベルバーン」を販売しており、気品あふれる焼き物の質感と実用性を兼ね備えています。
「セラブリッド」は、セラミック基材を鉄板の裏打ちで強化したのがポイントです。
まとめ
外壁材の種類から価格相場、メリット・デメリットなど特徴やメーカー製品の紹介までしてきましたが、まだご不明な点もあるかもしれません。
特に価格は材料によって大きく変動することから、専門業者へ見積もり依頼をするのがおすすめです。
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