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サイディングの外壁について
2023年06月18日(日)
こんにちは!蓮見です꒰ 。•ω•。 ꒱
お家のサイディングの外壁のメンテナンスのお話です٩꒰◍・ᗜ・◍꒱۶
サイディングの繋ぎ目にはシーリング材が充填されていますが、紫外線や雨水、温度差の影響により劣化してしまいます。劣化すると柔軟性を保持するための可塑剤が染みだしてしまい、可塑剤が染みだして乾燥するとシーリングは弾力性が無くなってしまいますので切れてしまいます(TωT)
シーリング材は建物の揺れに合わせてサイディングなど外壁材等の破損を防ぐ緩衝材の役割を果たしています。また、雨水の浸入を防ぐ防水の役割も果たしていますので、放置してしまいますと雨水が浸入して雨漏りに繋がります(´;ω;`)
また、サイディングは防水性が低下し雨水を吸収すると膨張し乾燥すると収縮する動きが生じますので負荷が掛かり反ってしまいます。
繋ぎ目に充填されているシーリング材は接着剤のような役割も果たしていますので劣化するとサイディングを固定する力が弱くなってしまいますのでサイディングの反りに繋がります。軽度の反りでしたら釘やビスで固定する処理で済みますが、重度の反りですと塗装をしても平らには戻りませんのでサイディングの張替え工事が必要になります๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐
外壁材のサイディングは塗膜で保護されており防水性や耐久性を保持していますが太陽光や紫外線、風雨や塵埃等の影響により徐々に塗膜が剥がれてしまい、雨水を吸収しやすくなってしまいます。防水性、耐久性の低下に繋がりますので早めのメンテナンスが大切です(`·ω·´)
目次
サイディングとは?
サイディングとは、建物の外壁に張る仕上げ用の板材のことです。サイディングボードとも呼ばれます。
外壁の仕上げにサイディングが使われ始めたのは1964年に、後述する窯業系サイディングの生産が開始されてから。以前はモルタル(砂とセメントと水を練ってつくられる外装材)仕上げが主流でしたが、1990年代以降にはサイディングが外壁仕上げの主流になりました。
「一般的なモルタルを塗る場合に比べて、乾式工法のサイディングは簡易施工で工期が大幅に短くなるため工事費用を抑えることができます。また、さまざまな材料の製品があることでデザインが豊富です。工場で生産・管理されている工業製品であることから製品の品質が安定していることも大きな特長です。そして、重要なのが軽さです。
サイディングボードにはどんな種類があるの?
住宅の外壁の主流となったサイディングは、材質によって大きく分けて4種類。それぞれどのようなものなのか紹介していきましょう。
窯業(ようぎょう)系サイディング
現在、新築戸建ての多くや店舗、公共施設などの中高層建築物にも採用されているのが窯業系サイディング。主原料のセメント質原料とパルプや木繊維といった繊維質原料を成型し、養生・硬化させて塗装をした外壁材です。高温・高圧の「窯」で硬化させてつくられることから「窯業系サイディング」と呼ばれるようになりました。
デザインのバリエーションが豊富で、防火性能、耐久性能、品質の安定性に優れていることが特徴。また、切断や穴あけなどの加工がしやすく施工方法も簡易。広い面積を塗っていくモルタルや漆喰(しっくい)での湿式工法に比べて、ボードを張っていく乾式工法である窯業系サイディングは工期が短く、メンテナンスも比較的容易といったさまざまなメリットがあります。
「今の主流は窯業系サイディング。一般的な戸建て住宅の約75%超は窯業系サイディングを外壁に使用しています。次に多いのが金属系サイディングです」
金属系サイディング
窯業系サイディングの次に広まっているのが、ガルバリウム鋼鈑などの金属を成型した金属系サイディングです。表面材と裏面材で断熱材でもある芯材を挟み、三層で一体となった構造が特徴。表面材に使われるガルバリウム鋼鈑などはサビに強く、さらに表面に焼き付け塗装を行っているため外観の美しさを長く保つことができます。
「金属」と聞くと重たいイメージがあるかもしれませんが、金属サイディングは外壁の重さがモルタルの約10分の1。建物は軽い方が地震の影響を受けにくく、既存の外壁に重ね張りをするリフォーム用の外壁材としても適しています。表面が金属ですから雨や雪の浸入を防ぐ効果も。寒冷地では、一般的な外壁材では外壁内に浸入した水分が凍ったり解けたりを繰り返す凍害が外壁材を劣化させるのですが、金属で吸水しないためその心配がありません。また、芯材に使われている断熱材や裏面材の輻射熱を反射させる機能で、高い断熱性能も得られます。
木質系サイディング
木質系というのは、その名の通り「天然木」を材料に、表面に塗装を施したもので、木ならではの温もりのある雰囲気を重視する、外観デザインにこだわった住宅に使われています。
ただし、天然木は水に弱いのが難点。塗装が落ち、木材に多くの水分が含まれた状態で放置していると、外壁の劣化につながります。再塗装するなどこまめなメンテナンスが必要で、その分、メンテナンス費用もかかります。そのため、今は木目模様の窯業系サイディングが使われるケースが多いそうです。
樹脂系サイディング
樹脂系サイディングはプラスチックの一種である塩化ビニル樹脂を板状に加工したもので、耐久性が高く凍害にも強いため、北米では普及している外壁材です。錆びたり、腐食したりの不安もなく、軽量なこと、メンテナンスが用意などのメリットがあります。しかし、窯業系サイディングなどと比較すると色やデザインのバリエーションが少ないこと、日本では取り扱っているメーカーがそもそも少ないため、あまり馴染みがありません。
自分で点検するときには、まず目で見て触ってみる
サイディングの劣化や不具合などは、自分でもある程度確認することができます。
まずは、経年による反りやうねりがないか、目視で確認してみましょう。また、触ったときに手が白くなったら要注意。これはチョーキング(白亜化現象)といって、外壁に塗られている塗料に含まれる顔料が粉化したものです。表面にクラック(ひび割れ)がないかもチェックしましょう。これらは、補修か張り替えが必要なサインです。
「サイディングに劣化の症状が見られた場合、補修がいいのか、張り替えたほうがいいのかは状況によります。例えば、多少の反りが見られる場合には、必要に応じて浮いてきている箇所をビスやクギを打って押さえるだけですむこともあります。あまりにうねっている場合は下地状況の確認も兼ねて部分的な張り替えをおすすめしています。そのままにしておくと、隙間から雨水がまわり、サイディングの裏面からの吸水や乾燥の繰り返しで反りを助長する原因にもなります。今は躯体とサイディングの間に通気層が設けられているため、雨水が躯体の中に浸入することは抑えられますが、サイディングの美観と性能を保つためにも、日常のお手入れや適切なメンテナンスが重要です」
そのほか、サイディングにクラックや欠け、汚れなどが見られた場合はパテで埋めたり、部分的な張り替え、塗装補修が行われます。またシーリング(コーキング)に亀裂やはく離、目地やせ、汚れなどが見つかったら、部分補修や洗浄が必要です。
また、建て替えも視野に入れている古い家の場合、費用がかかる張り替えよりも、補修にとどめておくのも現実的な選択。あと何年住むのかも考えて、メンテナンス方法を選択するのもいいでしょう。
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