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50坪の外壁塗装の費用相場は?見積もりの見方や業者選びのコツを詳しく解説
2025年03月18日(火)
プロタイムズ蓮田店(株式会社リノデクション)のスタッフブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当店は屋根塗装・外壁塗装を、蓮田市・白岡市・久喜市・菖蒲町を中心に営業しております。
「50坪の自宅の外壁塗装は、一体いくらかかるんだろう」などと、築10年を過ぎた外壁の汚れやひび割れが気になるものの、費用感が分からずに困っているご家庭は多いです。
また、「悪徳業者に騙されるという話を聞いた」など、いざ外壁塗装を検討すると不安に感じる噂話も数多く聞こえてきます。家族にも家計にも優しい価格で、トラブルなく外壁塗装をしたいということは、きっと誰しも思うことでしょう。
この記事では、50坪の外壁塗装で知っておきたい費用相場や業者選びのコツを、外壁塗装の専門家の視点から詳しく解説します。
家族を笑顔にする安心価格での塗装を実現しましょう。
目次
50坪外壁塗装の基本費用相場とは
50坪の建物の外壁塗装にかかる費用相場は、一般的に100万円から150万円前後です。ただし、使用する塗料や、外壁の下地状態で数十万円程度の変動があります。
外壁塗装の費用の計算方法や、費用の内訳について詳しく解説します。
外壁の面積計算と費用
外壁塗装にかかる見積もりは、外壁の総面積から計算します。ご自宅を外から眺めてみると、地面から屋根までのほとんどが外壁です。ただし、建物には扉や窓がありますので、この部分は壁の面積から除外します。
外壁の面積 = 壁の横の長さ × 壁の高さ ‐ 扉や窓の面積
しかし、実際に外壁の面積を測ろうとすると意外と大変です。
建物の横の長さを測るのは比較的容易ですが、2階の窓のサイズを測ったり、壁の高さを測ったりするのには脚立だけでは済まず、頑張って測ろうとすると危険が伴います。
坪数による費用相場の求め方
50坪のご自宅の外壁塗装にかかる費用が、一般的に100万円から150万円とお伝えしている理由について解説します。
まず、日本では土地や建物の面積には「坪」という単位が用いられることが多いです。しかし、外壁塗装会社を含む建築業界では ㎡(平方メートル)を使って作業が行われます。50坪を平米に換算すると、約165㎡です。
日本の一般的な構造の住宅の場合、面積に対して係数1.1から1.3をかけた数字が、外壁面積であることが多いです。建物によって天井高などに差があるため、外壁面積を求める係数にも幅があります。
つまり、50坪の建物の大まかな外壁面積は、以下の計算式で求められます。
50坪の外壁面積 = 面積(約165㎡)× 1.1 ~1.3
実際に計算をしてみると、50坪の建物の外壁面積は「181.5㎡~214.5㎡」となります。
そして、外壁塗装の1㎡あたりの費用相場は5,500円から7,000円ですので、外壁面積と掛け合わせることで100万円から150万円という金額を算出することができます。
181.5㎡ × 5,500円 = 99万8250円 (約100万円)
214.5㎡ × 7,000円 = 150万1500円(約150万円)
このように、一般的な住宅の数字や相場を掛け合わせることによって、50坪の建物の費用相場を計算することができます。ただし、あくまで大まかな計算になりますので、費用の目安として参考程度に確認してください。
なお、ここで説明した「50坪」という数字は、延床面積のことです。
いわゆる「建坪」と呼ばれている建物の建っている土地の面積 ではありませんので、ご注意ください。
外壁塗装の費用の内訳
50坪の外壁塗装にかかる費用は、次のような内訳で構成されています。
前の項でご紹介した外壁1㎡あたりの相場費用(5,500円から7,000円)に幅があるのは、この内訳に含まれる項目ごとにかかる費用に違いがあるためです。
足場代:全体費用の約20~30%
外壁作業を安全かつ効率的に行うために必要な足場設置費用。足場の規模や工事期間によって費用が変動します。
洗浄費:約10~15%
外壁に付着した汚れやコケ、古い塗膜を除去するための洗浄作業。洗浄の状態や必要な作業量により、費用が前後します。
下地補修費:約15~20%
外壁のひび割れや劣化部分を補修するための作業費用です。
施工前の下地診断で不具合が見つかると、ひび割れや劣化の度合いに応じた補修費用が発生します。
塗料費:約25~30%
使用する塗料の種類やグレードによって大きく変わる費用です。高耐久性の塗料ほど初期費用は高くなりますが、長期的なコストパフォーマンスを考えると有利になります。
中塗り・上塗り作業費:約15~20%
実際の塗装作業にかかる費用で、塗り重ねる回数や塗装方法、職人の技術によって費用に差が出ます。
その他諸経費:約5~10%
見積もりには含まれない小規模な追加作業費や、交通費、現場管理費などが含まれます。
このように、50坪の外壁塗装の費用には多くの作業や材料費が含まれています。このため、実際のお見積りを出すためには、ご自宅の状態などを総合的に確認する必要があります。
見積もりを依頼する前に知っておくべきポイント
外壁塗装会社への見積もりを依頼する前には、大まかな予算感だけでなく、ご自宅の外壁の状態や、業者選定の方法など、事前に知っておくべきポイントがいくつかあります。
用意しておくと便利なモノ
外壁塗装の見積もりの依頼をされる際には、家の図面、以前の塗装履歴、リフォーム履歴などをまとめた資料を用意されることをおすすめします。
図面や工事の履歴があることによって、外壁の見た目だけでは知ることのできない情報を確認することができますので、外壁塗装会社としては非常に助かります。
これらの資料は家を建てたときに、建設業者からもらいます。もちろん、ご用意できる範囲で問題ありませんが、資料があると便利です。
外壁の状態を事前調査
外壁の損傷や汚れなどの状態については、ご自身で確認することも可能です。汚れ、ひび割れ、チョーキング現象などの気になる箇所を把握しておくことで、外壁塗装会社への依頼がスムーズに進められます。
プロタイムズ蓮田店では、外装劣化診断士の有資格者による「お家の健康診断」というサービスがあります。
外壁だけでなく、屋根や屋根裏、ベランダなどを専門家が細かくチェックして、10ページ以上の調査報告書にまとめます。外壁塗装の見積もりを依頼する前に、まずは建物の状態をしっかりと調査しておきましょう。
外壁塗装の業者選びの初期チェック
外壁塗装を依頼されるご家庭の多くが、複数の業者への見積もり依頼をされています。しかし、業者選びを間違うと思うような外壁塗装が実現せず、大きな経済的負担となるケースがありますので注意が必要です。
見積もり依頼を出すための業者選定では、口コミ、施工実績、会社の所在地、連絡先の明確さなどを最初に確認して、評判が悪かったり、施工実績が無かったり、音信不通になってしまったりといったトラブルの無い業者を見つけるようにしてください。
業者選びのポイントとして助成金のサポートをしてくれる業者などの選択肢もあります。また、間違った業者選びによるトラブルや、悪徳業者を見分ける方法については、この記事の後半で詳しく解説します。
塗料の種類と費用の関係
外壁塗装において、塗料選びは費用だけでなく、耐久性や仕上がりの美しさ、さらにはメンテナンス周期にまで大きく影響します。
ここでは、代表的な塗料の種類とその特徴、そして費用との関係について詳しく解説いたします。
塗料の種類と耐用年数
外壁塗装で使用する主な塗料の種類の特徴と耐久性について、ご紹介します。
塗料種類 | 特徴 | 注意点 |
アクリル塗料 | ・最も低価格の塗料 | ・耐久性が短い
・定期的な再塗装が必要 |
ウレタン塗料 | ・アクリルより耐久性が高い | ・塗膜が軟らかい |
シリコン塗料 | ・自然環境への耐性が強い
・外壁の色持ちが良好 |
・比較的メンテナンスが必要になることがある |
フッ素塗料 | ・非常に高い耐久性
・耐久性が高いため、再塗装の頻度が少ない |
・初期費用が比較的高い |
無機塗料 | ・自然環境への耐性が非常に高い
・最新技術を使用している |
・初期費用が比較的高い |
アクリル塗料やウレタン塗料は、安い価格帯の塗料ですが耐久年数が短くなる傾向です。一方、フッ素塗料や無機塗料は、初期投資が大きくなりがちな高価格帯の塗料ですが、耐久性が高いので長持ちします。
安い塗料は耐久性で劣り、高い塗料は耐久性に優れているため、長期的な視点で見たライフサイクルコストでは、高耐久塗料(フッ素や無機塗料)の方がお得なケースもあります。
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『 外壁塗装のフッ素塗料って実際どう?メリット・デメリットから費用相場、選び方のポイントまで徹底解説! 』
業者比較の際に注意したい「隠れ費用」の正体
外壁塗装に関する体験談を見ていると「当初の見積もりよりも高くなった」といったコメントを見かけることが珍しくありません。いわゆる「隠れ費用」と呼ばれるもので、安い見積もりで受注した業者が、あとから追加費用を求めるケースがあります。
下地補修費用などは、作業が始まってから追加で補修が必要であると指摘される「隠れ費用」の代表例です。事前の調査が杜撰な業者である場合だけでなく、わざと事前には補修が必要な箇所を伝えずに見積もりを安く提示する悪徳業者もあります。
解体・清掃などの追加作業費は、苔の除去や雨樋の交換などで追加の費用が発生する項目です。やはり、「隠れ費用」としては一般的な事例ですが、事前に外壁の調査をしっかりとしておけば、見積もりの段階で盛り込める内容であることが多いです。
保証内容不十分による再塗装費の発生は、施主である依頼主にとって大きな費用負担が発生する「隠れ費用」で、最も警戒が必要です。保証がないために数年後に再塗装しなければならない状態となった際に、全額を施主が自費負担となります。
これらの「隠れ費用」は、見積もりをしっかりとチェックすることによって防ぐことができる可能性があるものばかりです。信頼できる業者選びが基本ですが、見積もりは細部まで目を通して、このような「隠れ費用」が生じないように注意してください。
家族の生活を優先!工事期間中のトラブル回避策
外壁塗装の期間中は、日常生活に支障をきたす場面が数多く見られます。家族の生活を優先して、トラブルを回避するための方法をご紹介します。
まず、外壁塗装の工事期間は、概ね2週間から3週間程度かかります。作業を円滑に進めるために建物周辺を整理し、足場を組み、下地補修から複数回の塗装、そして足場解体という流れです。工期が伸びる主な要因は下地補修で、外壁の汚れや損傷の程度によって工事期間が前後します。
この工事期間中は、断続的に騒音やニオイが発生します。
外壁塗装会社との打ち合わせで、塗料の種類や工法を確認することで、騒音やニオイが発生しやすい期間を把握するようにしてください。家族が外出しやすいタイミングに合わせることで、工事によるストレスを軽減できます。
また、家族だけでなく近隣にお住まいの方々への配慮も重要です。
事前に外壁塗装を行なうことを伝えることに加えて、大まかな工事内容について伝えておくことで近隣トラブルを回避することができます。工事開始前の近隣の方へご挨拶に同行してくれる業者選びが好ましいです。
弊社では、近隣の方へのご挨拶だけでなく、近所の方へのお知らせ(リーフレットなど)も行ないます。近隣の方にも安心していただける対応を心がけていますので、もしご不安な点があればいつでもお声がけください。
悪徳業者を避けるための見積もり完全チェックリスト
外壁塗装の工事を依頼する際、複数の業者から見積もりを取得して比較することは非常に重要です。しかし、単に金額だけで判断するのではなく、工事内容やサービス、保証内容なども総合的に評価する必要があります。
ここでは、悪徳業者を避けるための見積もりチェックリストをまとめました。
チェック項目
□ 外壁面積の算出方法は適正か?
□ 施工費と材料費の内訳が記載されているか?
□ 足場代は適正か?(複数見積もりを取って確認する)
□ 塗料の種類やメーカーの記載はあるか?
□ 保証期間が明確で実際に使える内容か?
□ 工事期間と作業内容の詳細な記載があるか?
□ 追加費用が発生する条件の説明があるか?
まずは最低限、これらの項目を必ずチェックするようにしてください。また、見積もりの内容に不安に感じる点があれば、ひとつずつ詳しく確認するようにしてください。
プロタイムズ蓮田店の見積もりはお客様の要望に合わせて5種類の塗装プランをご提出いたします。
見積もり内容は、材料費と施工費を別々に記載しており、塗料名や使用する塗料缶の数、面積などを記載しております。また、塗装面積は専用のCADソフトを使用するため、正確な数値で算出しております。
蓮田市で50坪の外壁塗装のご相談はプロタイムズ蓮田店におまかせ!
50坪の外壁塗装の相場費用と、実際に見積もりを作成するための項目について解説しました。また、思わぬ追加費用が発生する「隠れ費用」を見逃さないために、見積もりのチェックポイントも合わせてご紹介しています。
外壁塗装を依頼される際には、複数社を比較検討することが好ましいですが、適正価格と安心施工を実現するためには、金額だけで比較するのではなく、見積もりの内容を詳しく確認することが大切です。
この記事を読んでいただいた皆さんは、最適な業者選びのためのポイントを十分に理解していただけたことと思います。外壁塗装に向けて、まずは2、3社へ見積もりを依頼してみてください。
そして、外壁塗装会社から提供された見積もりを片手に、もう一度、この記事の内容と照らし合わせていただけると、トラブルを回避することができます。
見積もりで気になる箇所は全て、ひとつずつ丁寧に質問をして、家族が安心して過ごせる外壁塗装を実現してください。
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