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【蓮田市】断熱塗料は効果がある?断熱の仕組みやメリット・デメリットを徹底解説!
2025年03月13日(木)
プロタイムズ蓮田店(株式会社リノデクション)のスタッフブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当店は蓮田市・白岡市・久喜市・菖蒲町を中心に、屋根塗装・外壁塗装を行っております。
断熱性能の高い家も、経年劣化によって効果を感じられなくなっていきます。
「光熱費が高くなった…」
「夏は暑く、冬は寒い家に住みたくない」
「環境に優しく、快適な暮らしを実現したい」
このようなお悩みをお持ちの方におすすめなのが断熱塗料です。
この記事では、断熱塗料の仕組みや費用について、詳しく解説していきます。
この記事を読むと、以下のことがわかります。
・断熱塗料の特徴や仕組み
・断熱塗料のメリット・デメリット
・断熱塗料の費用相場や抑えるコツ
外壁塗装のプロである私たちが徹底解説いたします。
蓮田市近郊で外壁塗装を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
断熱塗料とは? 仕組みと効果をわかりやすく解説
省エネ住宅とともに注目を集めている断熱塗料ですが、実際にどのような効果が期待できるのか、通常の塗料と何が違うのか知らない方も多いです。塗料で建物の断熱性能を高めることができるのか、不思議に思う方も多いのではないでしょうか。
ここでは、断熱塗料の仕組みや効果を解説します。
断熱塗料の仕組み
断熱塗料と似た性質を持つ塗料として、遮熱塗料 があります。どちらも塗装面の温度上昇を抑えることを目的とした機能性塗料ですが、その仕組みには違いがあります。
断熱塗料 は、塗膜に厚みを持たせて空気の層を作り、熱の伝わりにくさを利用して室内の温度を快適に保つ塗料です。塗膜の熱伝導率を低く抑えることで、外気の影響を受けにくくなります。
一方、遮熱塗料 は、太陽光を反射させることで塗装面の温度上昇を防ぐ塗料です。主に太陽の熱エネルギーを外部で跳ね返すことで、建物の表面温度を下げ、室内温度の上昇を抑える効果があります。
断熱塗料にはセラミックビーズが含まれており、これが塗膜の内部に微細な空気層を作り出します。この空気層が熱の伝達を抑え、熱が屋内に伝わるのを遅らせることで、室内の温度変化を穏やかにします。その結果、夏場は外の熱を遮り、冷房の効果を高め、冬場は室内の暖かい空気を逃がしにくくするため、年間を通して快適な環境を維持しやすくなるのが特徴です。
※プロタイムズ蓮田店(株式会社リノデクション)は遮熱塗料シェア5年連続No1のアステックペイントの塗料も使用しております。
アステックペイント独自の特殊遮熱無機顔料を使用することで、温度を上昇させる主な要因となる「近赤外線」を効果的に反射する塗料であるため、室内温度の上昇を抑え、生活環境を快適に保ちます。
冷暖房効率がアップする
室内に外からの熱を通さないだけでなく、温かい空気を逃がさないのも断熱塗料の効果です。
一年中、安定した室温で過ごせれば、暑い夏も寒い冬もストレスもなく快適に過ごせます。住宅の隙間が少ない気密断熱性能の高い家なら、相乗効果によって冷暖房効率がアップし節電効果が期待できるでしょう。
結露抑制効果でカビやダニの発生を抑える
室内外の温度差が大きくなると窓などに結露が起こり、カビが生えやすくなります。見た目に良くないだけでなく、ダニを発生させやすくなるためアレルギーを起こしてしまう可能性が高まります。また、目に見えない基礎部分にまで結露の影響がでてしまうと、建物の劣化が進行し危険です。
外壁温度をコントロールできれば、結露しにくくなりアレルゲンとなるダニやカビを予防できます。
防音効果がある
断熱塗料は通常の塗料よりも塗膜に厚みが生まれるため、空気の振動が小さくなり防音効果が期待できます。どれくらい効果があるかは周辺の環境にもよりますが、ストレスを感じることなく生活できる程度には防音されると考えて良いでしょう。
断熱塗料と遮熱塗料の違いとは?
断熱塗料と遮熱塗料はどちらも暑さ対策に効果的です。しかし、その仕組みは全く異なり効果や特徴にも差があります。
断熱塗料 | 遮熱塗料 |
・夏は涼しく冬は暖かい
・熱伝導を抑える ・室内への熱侵入が低い ・室内への熱放出も低い |
・熱の反射効果
・熱の侵入を抑える ・夏の冷房効果アップ ・断熱塗料よりも安い |
夏は涼しく冬は暖かい!年中快適な断熱塗料
断熱塗料は熱伝導を抑える効果があるため、太陽の熱を室内に持ち込まず、室内の熱を逃がしません。そのため冷暖房効果が高く、室温を安定させることができるため節電が可能です。
さらに、環境に優しい素材のため、低炭素社会の実現にも貢献できます。
夏は涼しいが冬は寒い遮熱塗料
遮熱塗料は熱を反射する効果がありますが、断熱材のように熱を逃がさない性能はないため、冬は暖房が効きにくくなるのがデメリットです。夏場には室温を抑え、冷房の効きを良くする効果が期待できることから、夏は快適に過ごせます。
しかしながら、塗装面が汚れると反射効果が低減するため、定期的な清掃やメンテナンスが必要です。
断熱塗料のメリット・デメリットを徹底分析!
ここでは、断熱塗料のメリット・デメリットを解説します。
断熱塗料を検討している方はぜひ参考にしていただき、納得のうえで断熱塗料を選んでください。
メリット1| 施工箇所を選ばない
断熱塗料は、住宅やマンションだけでなく工場や倉庫などにも利用されています。資材や機械を扱う工場では、熱に強いだけでなく弱い材料も取り扱うため、材料の変質予防に室内温度をコントロールすることが重要です。
断熱塗料を利用することによって、空調効率を向上させられることもメリットといえるでしょう。
メリット2| 効果が長持ちする
太陽光線を浴びると外壁の表面温度が上昇し、室内にも影響を与えます。断熱塗料には熱の伝達を抑えることで、室内温度を快適に保ちますが、日射反射効果自体はそれほど強くありません。
夏は涼しく、冬場は室内の暖かい空気を閉じ込め暖かく過ごせる効果が長持ちするでしょう。
メリット3| 健康・環境に優しい
断熱塗料を使うことで冷暖房効率が向上すれば、省エネ・低炭素社会の実現にも役立ちます。二酸化炭素の排出量を削減や有害物質の排出を抑制することで、アレルギーや喘息などの発症を抑える環境にも人にも優しい塗料です。
メリット4| 建物の耐久性を高める
断熱塗料は防水性や耐久性にも優れた機能があるため、雨風から建物を守り寿命を延ばします。機能性が高い塗料は高額になりますが、メンテナンスにかかる費用を抑え、建物の美観を保ちながら老朽化を防ぐのは大きなメリットです。
デメリット1| 効果が出るまで時間がかかる
断熱塗料だけで、断熱性を向上させるには限界があります。
建物の断熱性能が低く気密性に欠けていた場合、熱の伝導や放射を完全には防ぐことが難しくなります。
築年数や構造、環境によって効果が異なり時間がかかるため、建物の断熱性能アップと合わせて断熱塗料を利用するなど、塗装の専門家に相談しましょう。
デメリット2| 遮熱塗料と比べて費用が高め
遮熱塗料は断熱塗料と違い熱伝導抑制効果がないため、冷房効果は高められますが暖房効果は期待できません。
四季を通じて室内温度をコントロールできる断熱塗料は、遮熱塗料に比べて価格が高い傾向にあります。耐用年数が15年と長く耐久性に優れているため、安い塗料を何度も塗り直すよりも経済的です。
断熱塗料の費用相場を公開! 工事費用を抑えるコツも
断熱塗料の費用は、使用する塗料や施工面積によって相場が異なります。外装塗装で利用されている代表的な断熱塗料の費用相場を表にまとめました。
断熱塗料名称 | 費用相場 | 耐用年数 |
ガイナ(14㎏缶) | ホワイト:56.000円
カラー:58,000円 |
15年~ |
キルコート | 下塗り:42,000円(16㎏)
中塗り:48,000円(12㎏) 上塗り:80,000円(16㎏) |
15年~ |
断熱コートEX(10kg) | ホワイト:15,000円
淡彩色:18,000円 濃彩色:20,000円 |
1,000時間 |
断熱塗料の費用は、使用する塗料や施工面積によって相場が異なります。
シリコン塗料は種類が豊富なため、価格は1,700円/㎡〜3,500円/㎡で耐用年数は8年〜13年です。グレードが高くなれば、無機塗料においては、耐用年数が15年以上、種類によっては20年以上という高耐久性を発揮するものもありますが、費用は高めです。
断熱塗料と通常の塗料を比較すると、初期費用は高額になりますがランニングコストは抑えられるでしょう。
補助金・助成金制度の活用
国や自治体では、住宅リフォームに対しての助成金や補助金制度を設けています。工事費用の一部が補助されることから、高額な外装塗装工事に活用するのが費用を抑えるコツです。
2025年度蓮田市・菖蒲町では外壁塗装に関する助成金の支給はありませんでした。
白岡市住宅リフォーム事業補助制度(外装塗装対象)、久喜市ゼロカーボン推進補助金(断熱塗装対象)について令和6年度は受付終了しています。
令和7年の制度については決まっておりませんので、各自治体のホームページでご確認ください。
火災保険・地震保険の適用
火災保険が適用されるのは、火災及び地震を除く自然災害によって外装に損害を受けた場合です。地震によってひびが入ったり、割れてしまったりした場合には地震保険で補償されます。
申請するにあたっては、損害を受けた日付入りの写真やプロによる調査表、外壁塗装の見積書が必要です。火災保険・地震保険によって申請までの日にちが決められていますので、損害を受けたらすぐに保険会社に連絡してください。保険会社の審査を通過しないまま、塗装工事を行なうと保険金が支払われなくなるので、必ず保険会社の指示を待って進めましょう。
耐用年数の経過及び経年劣化と判断された場合には、火災保険・地震保険は利用できません。
▼「火災保険が適用されるか心配」そのような方はこちらをクリック
リフォームローンを利用する
増改築や修繕には費用がかかりますが、それを補助する手段としてリフォームローンがあります。各金融機関はもちろんですが、独自のリフォームローンを提供する塗装会社もあります。
少ない自己資金で外装塗装するために、塗料のグレードを落したり必要箇所のみにしたりしなくても計画的な返済で満足できます。金融機関や商品ごとにリフォーム範囲や金利も異なるため、事前に問い合わせてください。
当店のリフォームローンは月々1万円台から返済可能で、家計にも優しく安心して利用していただけます。ぜひお気軽にご相談ください。
▼当店で扱っているリフォームローンはこちら
相見積もりは必須!
費用相場や作業内容を把握するためには、複数の塗装会社から見積もりをとり、比較・検討する必要があります。多すぎると比較しにくくなりますが、最低でも2~3社から見積もりをとりましょう。
相見積もりをとるのは、不要な工事はされていないのか、費用は極端に安かったり高かったり費用を請求されていないかを確認するのが目的です。同時に担当者の態度や塗装会社のサービス全般も確認しておきましょう。
当店では、延床面積を入力すると相場がわかる「見積りシミュレーション」をご用意しています。
地元の塗装会社に依頼
外装塗装は工務店・ハウスメーカー・ホームセンターなど、選択肢が多く迷ってしまいます。
ホームセンターに依頼すると外注になるため、中間マージンが発生し費用が高くなります。塗装費用を抑えたいのであれば、地元密着の塗装会社へ依頼がおすすめです。仲介手数料の発生もなく工事費のみの請求なだけでなく、地域の環境に合わせた施工スケジュールやアフターケアの手厚さが違います。
断熱塗料はプロタイムズ蓮田店(株式会社リノデクション)におまかせ
高性能な断熱塗料は、省エネ効果が高く話題になっている塗料です。外装材との相性や建物によっては不向きもあるため、信頼できる塗装会社に相談することをおすすめします。
断熱塗料を検討しているなら、プロタイムズ蓮田店(株式会社リノデクション)にお気軽にお問い合わせください。
ショールームでは、断熱塗料を含む塗料の色なども、ご自分の目で確認していただけます。メールやLINEからのお問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にお声がけください。
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