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雨漏り調査を依頼する前に注意しておく7つのポイント★
2024年09月20日(金)
プロタイムズ蓮田店 株式会社リノデクションのスタッフブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。プロタイムズ蓮田店株式会社リノデクションは屋根塗装・外壁塗装を蓮田市・白岡市・久喜市・菖蒲町を中心に営業しております。
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雨漏りに気付くという出来事は、ほとんどが「突然」だと思います。日常の暮らしの中で突然起こる出来事は様々ありますが、雨漏りに対して、どの様な対処が必要かはあまり知られていません。また雨漏りは大切な住まいを蝕む要因です。急な不安を少しでも解消できるように、この記事では「突然の雨漏り」にどの様な対応や準備が必要かをまとめていきたいと思います。
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雨漏り調査に費用はかかるか心配
雨漏り調査に早く来てくれるの?
雨漏り調査の方法が知りたい
目次
雨漏り調査は有料ですか?
一般的には基本的に無料となっている所が多いです。どういった場合に雨漏り調査費用がかかるのか?といいますと
・工事は別の業者で頼むから雨漏り原因だけ見つけて欲しい。(建設会社さん等)
・建物を売る予定があるので現状、雨漏りしているか知りたい。(大家さん等)
・工事は自分たちで出来るから雨漏り原因を調べて欲しい。(同業他社さん等)
<雨漏り調査が無料の理由>
「突然の雨漏りといった予期せぬ事態に、慌てて修理を依頼した結果、半年後に雨漏りが再発した」
雨漏り修理ではよくある話です。業者に頼んだら雨漏りは直るんじゃないの?がっかりされると思いますし、また雨漏りの再発に気付いた時は、さらに大きなショックをうけてしまいます。早く雨漏りを直したい。止めたい。といった気持ちが当然強くなる事も相重なって業者選び自体も実際はかなり難しいと思います。また業者自身が雨漏りに特化していない場合は再発リスクが非常に高くなります。
なぜ我が家に雨漏りが起きたのか?といった雨漏り原因の説明をきちんと受けていれば、一度立ち止まって業者の再選定もしくは雨漏り修理の方法などについても、業者から説明を受け疑問が出た場合でもご自身で調べる事が可能になったり、提案された工事の必要性についても、少なからず質問出来る事が可能だと思います。
こうした2次被害(金銭的にも精神的にもダメージをうけてしまう)を防ぐためにも、「まずは依頼主様自身が雨漏り原因を知る」事が自宅の現状を知る事に繋がりますので、今後何十年と暮らされるのか、または数年後には住まなくなるのか、将来を見据えた上でも雨漏り修理の判断をして頂くことがベストです。
早く雨漏りが直る事にこしたことはございませんが、次の雨で家が壊れてしまう訳でもなければ、雨漏りに気づいた時点で、実は以前から目に見えない部分に雨は侵入しているのです。ご不安だと思うのですが、少し焦らずにじっくり考える時間や必要性はあります。
<雨漏り調査が有料の会社もある>
雨漏り調査のみを専門で行っている会社の場合は、雨漏り調査料金が有料となっている事がほとんどです。相場としては5万円~30万円の間となっている事が多いです。
<調査方法>
・目視診断
・散水試験
・赤外線カメラなど
また調査会社や現場の立地状況に応じて足場を必要とする場合は、別途足場組立費用が10万~20万円程度かかってくる場合もあります。
雨漏り調査のみの場合は、雨漏りを直すための修理費用はまた別でかかる為、依頼主様自身が業者の選定作業が必要になります。もしくは雨漏り調査会社に紹介頂く工事業者より雨漏りの修理を依頼するといった流れになる事と思います。
雨漏り調査と雨漏り修理を別で別けた場合に、注意すべき点としては雨漏り修理に対する責任の有無。という事になります。もし万が一雨漏りが再発してしまった。もしくは施工不良により雨漏りが起こった際の保証がどうなるのか?といった点です。
最低限の部分修理(数万円)などの場合は、工事保証を付ける事は一般的には難しいですが、ある程度予算をかけて修理した場合に、どちらも雨漏り修理に関して調査保証や工事保証が付かないとなると、依頼主様にとってデメリットではないでしょうか。もし工事後に保証が無いなど分かれば、また新たな不安が発生します。そうした事にもならない様に、保証など確認しておく事も大切ではないでしょうか。
雨漏り調査のポイントまとめ
・雨漏りが起こった際は、焦らずに業者選びを慎重に行う。(数社に見てもらう)
・雨漏りには再発の可能性がある事を知る。(保証のある専門店を見つける)
・雨漏り調査には費用がかかる場合もある。(雨漏り調査専門の会社もある)
・雨漏り調査や修理に保証はあるか。(調査と修理を別けた場合は要確認する必要がある)
雨漏り調査にかかる時間は?
平均2時間~半日は雨漏り調査の場合は時間を用するケースが多いです。ご依頼主様にとって時間の余裕がある日に雨漏り調査依頼をする事が望ましいと思います。ただ以前から雨漏りしている事が分かっている場合(屋根に穴があいている等)や雨漏り原因が1カ所のみの場合など雨漏り原因が複雑でない時は1時間程度で調査が済むこともあります。
雨漏りに気付く2つのパターン
・雨がポタポタと落ちてきた。
・雨染みが天井や壁に出てきた。
1つ目の「雨がポタポタと落ちてきた」という場合は散水試験といった調査方法で再現を行う事は可能です。2つ目の「雨染みが天井や壁に出てきた」という場合は散水試験で再現は可能ですが、ちょっとしたコツが要ります。
<雨漏り調査は難しい>
雨漏り調査は簡単なようで、実はすごく難しいです。屋根に穴があいている等、誰が見ても分かるシンプルな原因もあれば、丸一日かかっても雨漏り原因を突き止めれない時もあります。仮に屋根に穴が空いているのは問題ですが、それでも雨漏り原因に直結していない場合もあることから、雨漏り原因を調べる事はとても奥深く難しいです。
なぜなら雨漏りの原因は多岐に渡るからです。極端にいえば建物の各場所すべてが可能性といえるケースもあります。
雨漏り原因の各箇所まとめ
・屋根
・外壁
・サッシ
・防水
・板金
・雨樋
・建物に付帯する全ての物
雨漏り調査を行うには、最低上記全ての知識が必要であり固定観念に囚われない調査が必要となります。実はここが雨漏り調査は奥深く難しいといえる点です。
また仮に雨漏りの出口を【リビングの天井の照明器具】とした場合にでも、雨漏り原因の各箇所すべてが当てはまる事もあります。さすがに全箇所から雨漏りが起こっている事はありませんが、複数の場合はあります。
つまり上記例で例えると雨漏りの出口は【リビングの天井の照明器具】1つとなりますが、雨漏りの入り口が2~3カ所(外壁、防水、サッシ)など複数に渡る場合です。その複数からでも雨水が侵入する割合は風向きや雨量によっても変わります。
そして目に見えていない箇所でも雨漏りが起きている場合があります。分かりやすい例ですと「断熱材が雨水を吸収している」事が雨漏りの発見を遅らせたというケースです。
<雨漏り調査がきちんと出来ているか確認するには>
これを依頼主様が判断するのは、中々難しい事かもしれませんがポイントとして挙げてみます。
・ある程度、時間をかけているか?
・建物全体を見回しているか?
・屋根裏や軒下など必要に応じて確認しているか?
・調査の報告書を後日提出してくれるか?
・雨漏りに気付いた際の状況をきちんと聞いてくれるか?
これらを総合的に踏まえて判断してもらう事も大切だと思います。
上記ポイントはすべて大切なのですが、その中でも最後の【雨漏りに気付いた際の状況をきちんと聞いてくれるか?】といった家主であるご依頼主の言葉で、何時間かけても分からなかった雨漏りを見つけれた事が当社でも何度となくあります。
それは雨漏りが起こる要因の1つに「風向きや雨量」があるからです。専門的な話という訳でなくとも雨漏り起きた時の状況を教えて頂く事で、ヒントとして頼りにでき、また様々な考えを行う事ができるからです。
雨漏り調査時間のポイントまとめ
・雨漏り調査は平均で2時間程度はかかる。(時間に余裕がある時に見てもらうのが望ましい)
・雨漏り調査にかかる時間は早ければ良いという訳ではない。(雨漏り原因の可能性は多岐に渡る)
・雨漏り調査時にきちんとヒアリングが行われたか。(プロの雨漏り調査員はご依頼主様の声を大切にします)
雨の日でも雨漏り調査はできる?
基本的に雨の日の雨漏り調査は不可となります。1番の理由としては建物が雨に打たれていると雨水の侵入状況が分からないからです。他には屋根に上ることが出来ない等といった点があります。せっかく日程を空けたのに建物外部の雨漏り調査が出来なくなってしまうのは残念ですが、状況によっては実際に雨漏りする様子が確認できるといったメリットもあります。
<雨の日に調査が出来ない理由>
雨漏り調査は目で見ただけで雨漏り原因が分かるほど簡単ではありません。雨漏り調査の方法は各業者によって違うかと思うので、当社、情熱リノベーションが雨漏り調査を行う流れを以下に記します。
1、ご依頼主様にヒアリング
2、目視にて現況確認
3、散水試験
4、雨水の出口確認
5、ご依頼主様に説明
と大まかではありますが、流れとしてはこの様な形になります。雨が降っている日の場合、雨漏り調査が無理でも現状を確認するといった部分では1番の【ご依頼主様にヒアリング】と4番の【雨水の出口確認】がかなり有効になります。次回の雨漏り調査時に活かす事が可能です。
では雨の日に調査が出来ない最大のポイントとして3番の【散水試験】といった点になります。
<散水調査とは?>
雨漏りが起きた日を再現する作業となります。その為には天気が晴れもしくは曇りでないと散水試験をしても効果が得られません。散水試験とは、様々な要因を踏まえた上で、実際に目視にて確認を行った箇所に散水する作業です。
散水試験に関するメリット・デメリットまとめ
メリット
・高確率で雨漏り原因を特定できる
・目視で判断した箇所が正しいかどうか判断が可能
・雨の流れが確認できる
デメリット
・散水の量によっては室内へ雨水が侵入する
・雨漏りした憂鬱な日を思い出す
・雨漏りがひどくなってしまうかと心配になる
<散水試験のメリットは正しいのか?>
散水試験に対するメリット・デメリットを見比べてみるとデメリットはご依頼主様に精神的な負担がかかる事が多い事が分かります。散水試験を行って雨漏り原因が分かるのは、雨漏り解決する為には必要な事であり、一歩進んだ事となりますが、ご依頼主様にとってやはり複雑な感情になる事は否めません。
ここでメリットが本当に正しいかどうかを考えてみたいと思います。実は上記3つのメリットは雨漏り調査員によって大きく左右されるのです。
メリットがデメリットになる可能性
・高確率で雨漏り原因を特定できる(水をかければ入る場所はある。換気扇など)
・目視で判断した箇所が正しいかどうか判断が可能(経験のない業者の場合、雨漏り原因を特定できない)
・雨の流れが確認できる(内部が水浸しになり雨水の流れが確認できない)
<間違った散水試験>
間違った散水試験とは簡単に言えば、別の雨漏りを作り出す事です。年に数回この様な状況があるので、少しご紹介したします。当社に問合せが入る数日前に【散水試験】といった同じ方法で雨漏り調査を終えている現場がありました。依頼主様は念のためという事で複数の業者に雨漏り調査依頼を行っていました。
雨漏りの出口としては【北向きのキッチン天井】でした。キッチンなので換気扇(フード付き)は取り付けれられているのですが、前回の業者は換気扇に向かって散水を行い、天井からは水が出なかったというのです。換気扇にも天井タイプはありますが、大抵の場合は外壁から中へと取り付けられてます。
つまり換気扇に水をかければ、ダイレクトに換気扇から水は飛び出ますし、どれだけ頑張っても天井から水は落ちてくることはありません。また天井からの雨漏りというのも実際は雨がポタポタと落ちてきた訳ではなく「雨染み」であり判断も少し難しいタイプです。
雨漏りの原因としては東面のサッシ周辺の防水劣化からなる雨漏りでした。雨漏り修理方法としては【コーキングの打ち換え】工事で対応可能。
換気扇に散水した業者の提案は【北面の外壁張替え工事】でした。つまり冒頭で説明した別の雨漏り?(水をかければ出る場所)によって必要でない工事の提案があったという事になります。
<雨漏りを直すのか?傷んだ箇所を直すのか?>
建物も20年、30年と経てば傷んでくる箇所も増えてきます。ただ傷んでいる箇所と雨漏りが起きている箇所は違う。という事です。もちろん傷んでいて尚且つ雨漏りのリスクが将来想定されるのであれば、きちんと納得の行く説明を受けた上で、今後どうすれば考えていけば良いと思うのですが、現状雨漏りしていない箇所を、雨漏り調査員によって雨漏りしている事になるのは依頼主にとって不利益ではないでしょうか?
雨の日でも散水調査はできる?まとめ
・雨の日は外部調査が不可能。(建物がぬれる事で雨水の流れが確認できないため)
・雨漏りは目で見ただけでは分からない。(散水試験といった調査で雨漏り原因を知る)
・雨降りの状況によっては雨漏り出口が分かる。(今後の雨漏り調査に役立てれる)
・雨漏り調査員によっては散水試験の結果が左右される。(起きるはずのない雨漏りが発生)
室内に入りますか?必要な準備はありますか?
雨漏り調査の際は部屋の中を行き来する事になりますので、調査日当日はご家族のどなかたに在宅して頂く事となります。理由として雨漏り調査の方法によっては【散水試験】などを取り入れている会社の場合、外の様子と中の様子を確認し続けながら雨漏り調査をおこなう為です。また雨漏り調査を依頼した場合、【目視】だけや【部屋の中に入らなくても大丈夫】と言われた場合は注意が必要かもしれません。(雨漏りは目視や勘だけで原因が分かるものではないからです)
<何を見る為に室内へ入るのか?>
依頼主が雨漏りに気付くことになった雨漏りの出口となった天井や壁、照明器具など直ぐに目で確認できる場所でもありますが、雨漏り調査員が見たいのは雨漏り原因となった「裏側」です。例えとして【天井裏や屋根裏】となります。雨漏りの出口は1つでも、入り口は2つ3つとなる事が雨漏りの場合よくある事です。
雨漏り原因となった「裏側」を知るため例えとして【天井裏・屋根裏】を挙げた場合には【点検口や押し入れの中の屋根裏への入り口】があるかの確認を調査員は行う必要があります。天井の点検口など建てた時から取り付けられている場合は家主も把握済みである事や、また雨漏りが再発された方の場合は以前の業者が取り付けていった点検口の確認です。
屋根裏への入り口に関しては、押し入れの中に入り口がある為、家主の方であっても把握していない事もあります。大抵のお家には各部屋のどれかには「屋根裏に入るための入り口」はありますが、中には無い場合もあります。
<天井裏や屋根裏が確認できない場合>
家主である依頼主の方に、説明して許可を頂いた場合は雨漏り調査を行う会社が【点検口】を作ります。ただその時には材料費と少しの経費として5千円~1万円程度費用がかかるケースが多いです。しかしご依頼主にとっては費用がかかる事もありますが、部屋や押し入れに点検口を付けると聞かされたら、見た目の問題や穴を空けても大丈夫なのか?と突然の事に戸惑う方も中にはみえると思います。雨漏り原因を知る為に必要と分かっていても、自身がご納得できなければきちんと断られた方が良いと思います。
やはり見知らぬ他人を家に入れるのは抵抗がある
ただ人によっては見知らぬ他人を部屋の中に入れる事は、抵抗があるかもしれません。ですが雨漏りを起こしている場合、部屋の中に入る事は必須となります。そうなると、どの様な人が来るのか?気になるところだと思います。当日実際に会うまでは分からない部分もありますが、最初に出来る事としては業者のサイトに載っている社員を確認する事ぐらいしかできません。また雨漏り調査依頼をする際の電話や問合せメールにて、訪問に来る担当者を聞く事がよいかもしれません。
<相手に不快感を与えない様に心がけている会社>
今の時期、マスクやアルコール消毒はマナーの1つとなっております。ただそうした事に限らず、ご依頼主にとって不快にならないよう心掛けている会社の場合は常に清潔感を社員に指導しています。タバコを吸う人はの臭いに気を付ける事はもちろんの事、夏場は誰しもが汗をかくのでタオルやハンカチをきちんと持参しているか、消臭対策に気を付けているのか、靴下が汚れていないか、汚れた作業着を着ていないか等、当たり前に考えれば分かる事をきちんと行っているのか?各会社の姿勢も現れてくることと思います。
<準備が必要?>
基本的にご依頼主の方に準備をして頂く事はないと思います。ただ散水調査を行う会社の場合は水道が必要になってくるので、水のご使用の許可だけを頂く事となります。押し入れの中など点検口に入る事が必要と分かった場合に、荷物の移動など出てくる事がございます。依頼主の方にとって負担であるような場合で、荷物を移動するのを手伝って欲しい時や、荷物を触られるのが嫌でない場合は訪問した調査員に頼めば対応してくれます。
空き家の場合に雨漏り調査を依頼される場合は、雨漏りを調査する会社によっては水道の開栓が必要となります。(散水試験を行うためです)当日、ご家族のどなかたに在宅して頂く必要がある事と、そうした水道の開栓が必要かどうかは雨漏り調査に依頼された会社が教えてくれます。
室内に入りますか?必要な準備はありますか?まとめ
・室内に入るのは雨漏り原因の手がかりを知る為。(雨漏りの出口と経路を調査員は知りたい)
・点検口などを新たに取付ける場合がある。(雨漏り経路を知るために点検口は必須)
・見知らぬ他人を家をいれたくない。(相手になるべく不快感を与えないマナーを守る会社はある)
・荷物の移動や水道の開栓が必要な場合がある。(負担であれば頼んでもよい、水道開栓は事前に教えてくれる)
雨漏り修理の費用が知りたい
基本的に雨漏りの原因によって修理の方法が大きく変わります。一般的にかかる費用の平均として5万円~30万円の範囲が多いように感じます。雨漏り調査のみの会社ですと、雨漏り原因は分かっても修理費用にかかるイメージは沸きづらい為、極端に安い金額か高い金額かのどちらかになるケースが多く、実際に修理会社に料金を聞いた場合、当初聞いていた金額と違ったという事があります。
雨漏り修理専門の会社の場合は、日ごろから雨漏り修理を行っている事から修理方法も複合的に考えれる為、基準となる修理から派生し予算に合わせた雨漏り修理の提案も可能となる為、後から出てくる見積書と雨漏り調査日に聞いた概算価格との差異はないように感じます。
<予算にあった提案>
雨漏りは突然の事なので予算も何も検討がつかないのは当然です。一体、雨漏り修理費用にいくらかかるのか。とても不安になります。「予算は30万円だから30万円で直してほしい」その通りになる場合(予算は30万円であっても30万円以内で直せるパターン)とならない場合(30万円以上の費用がかかってします)の2択となります。
誰しもが少しでも費用を抑えて突然の雨漏りといった出来事に対処したい気持ちは同じだと思います。予算にあった提案というのは業者の数だけ異なります。欲しい物を買う事を決めていた場合は、基本的にその料金だけを見れば判断はつきやすいと思いますが、雨漏り修理といった物だけでない場合は費用の予測が難しいです。
予算30万円で対応できるのか?
依頼主にとっての理想は予算の範囲内で雨漏り修理が実現する事です。ただ本当に雨漏りが止まればの話という事になります。つまり雨漏り修理を行えたのかどうかと言う事になります。
「雨漏り修理を頼んだら雨漏り修理に決まっているじゃないか」そう思われるのは当然なのですが、実際に雨漏り修理をしていたはずが、雨漏り修理をされていなかった。というケースも雨漏りの再発修理ではよくある話なのです。
雨漏りは止める事、直す事が大前提なのですが、中には仕事が欲しいため、直ぐに工事を行いたい為に依頼主様にとって不利益となる工事を進めてしまう業者もいます。それは楽だからです。楽というのはもし本当に必要な工事を提案したら断られるかもしれない。また専門的な話をしても伝わらない。そんな風に考える業者の場合は雨漏りの再発が起こります。つまり本当の意味での営業努力をしておらず、必要な雨漏り修理を行っていないからです。
雨漏り修理を行わない業者の考え
1、予算内以下で見積りを提案すれば工事が頼まれる(失注はしたくない)
2、直ぐ工事ができる(早く売上げが欲しい)
3、保証など細かな説明をしなくても良い(自信がない)
大体はこうした発想だと思います。ではどういった工事を雨漏り修理としていたか例に挙げてみます。
雨漏りが再発した例【築30年・日本瓦葺き・トタン壁】
・雨漏り原因 隅棟瓦のズレ(経年劣化)
・雨漏り修理 隅棟瓦の漆喰補修
本来必要な工事は隅棟瓦の積み直し(屋根下地補修含む)です。漆喰とは主に美観面や保護面の効果が強く、漆喰を塗り替えたからといって雨漏りしない訳ではないのです。上記例の場合は、隅棟瓦といった箇所を一度解体し、雨漏りしている腐食部の補修を行ったうえで隅棟部分を復旧するといった根本的な修理をしなければ雨漏りは止まりません。
<どうすれば良いのか?>
一番の理想は予算内できちんとした雨漏り修理がなされる事です。ですが実際は予算を超える事もあります。それは雨漏りは突然の事であり、普段経験のない事なので相場自体が分からないからです。依頼主様が出来る事として考えてみました。
・複数の雨漏り専門の会社に診てもらう(工事保証の有る)
・雨漏り修理方法をいくつかのパターンで提案してもらう(理にかなった)
・予算がある場合は伝えた上で、雨漏りが止まる修理なのか確認する(雨漏り調査報告書もあれば尚よい)
この3つのポイントを抑えれば、雨漏り修理の費用はまずきちんと分かる事ができ、それによって当初考えていた予算の増減を考え直す事にも繋がります。
雨漏り修理の費用が知りたいまとめ
・一般的に雨漏り修理費用は5万~30万円までが多い。(雨漏りの原因により異なるので要注意)
・予算にぴったりでも慌てない。(雨漏り修理を行わなければ意味がない)
・当初イメージした予算は超える可能性がある。(まずは雨漏りの修理費用を知る事が大切)
雨漏り調査後に断っても大丈夫?
問題ありません。突然起こる雨漏りに驚き、また修理費用を見てさらに驚くなんて事もございます。ただ雨漏りは放置しすぎても良くないので、雨漏りを診てもらった業者でなくとも、いずれは雨漏り修理をして頂ければよいと思います。依頼主様の中には「今回は雨漏り修理を辞めておく」と業者に伝えた場合、なぜか怒られた。という話もまれに聞くことがあります。
雨漏りをして憂鬱な中、雨漏り調査に来た会社にも断りを入れたら怒られた。なんて嫌な話ですが、そうならない為にも最初に雨漏り調査の依頼をされる際には「今回、すぐに雨漏り修理できないかもしれないけれど、見に来てもらう事は大丈夫ですか?」と伝えておく事も大切かもしれません。
そうした言葉1つでも雨漏り調査の依頼をする場合には、業者の対応が分かるキッカケになると思います。
<雨漏り修理を今後どのように行うか考える時間>
最初から雨漏りしている事が分かっている人は少なく、まさか我が家が雨漏りしているなんて想像もしていないのではないでしょうか。修理費用に検討もつかず、雨漏り原因によっては修理費用が大きな金額となる事もあります。即決で決める事がなかなか出来ないのが普通です。
とはいえ、雨漏りを放置するのはどこか気分の悪い事だと思います。天気予報で雨と知った日や台風のたびに雨漏りの心配をしなくてはなりません。ここで大切な考えとしては、まずは費用面と雨漏り修理方法といった施工面で納得いくまで業者に相談。もしくは複数の業者に雨漏りを診てもらった上で、【どの様な雨漏り修理の方法が今後の我が家にとって良いのか?】という基準が出ると思います。
究極の選択
雨漏り修理を行うまで、数週間、数か月、もしくは1年以上と期間が空いてしまう場合にも、雨は降り続けます。放っておく訳にもいかなければ、直ぐにも対応が難しい場合は、今まで雨漏りを診てもらった業者の中に応急処置を提案している業者がいるかどうかです。もし応急処置として一時的に対応可能な費用であれば、雨漏りがきちんと止まるかどうかは別として依頼してみる事も1つかもしれません。
ただし応急処置とは名前の通りです。場合によっては別の箇所に雨漏りを誘発する原因になったり、雨漏りが全く止まらない。本当に応急処置といえど修理してくれたのか?という気持ちになる事を十分ご理解頂いた上で(業者もこうした説明をきちんとしてくれるか)選択肢の1つに入れてもよいかもしれません。
<応急処置で止まった場合>
例えば70万円ほど屋根や外壁の修理にかかると言われていて、5万円の応急処置で雨漏りが止まった場合です。私たちの様な雨漏り修理専門業者でない限り、皆さまの日ごろの生活の中で「雨漏り」という言葉が出てくる事はまず少ないと思います。そして応急処置で雨漏りが直るにこした事はありませんし、日が経つにつれ雨漏りで悩んでいた日を忘れていくようになります。
屋根や外壁といった場所が割れていたり、穴が空いていても、部屋の中まで雨漏りしてこない事もよくあります。仮に応急処置でひび割れや穴がふさがっていても根本的な修理が行われていなければ建物にとっては良くありません。ただ数年後に建て替える予定や将来住まなくなる場合は応急処置という選択も良いと思います。
現住居を今後売却する予定の場合は、以前雨漏りを起こしていた事を不動産業者もしくは売り主の方にきちんと伝えておく事が、万が一のトラブルを防ぐ為に必要だと思います。(過去に身内同士で雨漏りが原因でトラブルになった話を聞いた事もあります)
<雨漏りを直すと決めた時>
本来の修理費用が70万円と聞かされていても、また時間が経って違う業者に聞いてみたら40万円50万円で修理が可能という事もあります。そうなると「結局どこに頼めばいいの?」と迷われるとは思うのですが、以前に【どの様な雨漏り修理の方法が今後の我が家にとって良いのか?】という基準を覚えている場合は、また繰り返しになるのですが業者に訪ねてみる必要があります。
依頼主様にとって1番負担がかからない作業は、以前に「ここなら大丈夫」と決めていた業者か応急処置を行ってくれた業者(同一業者なら問題ありません)に雨漏り修理を依頼する事が雨漏りを直す第一歩を踏めたといえる事と思います。
雨漏り調査後に断っても大丈夫?まとめ
・断っても問題はない。(業者によって依頼主が嫌な気持ちになる事もある為、最初に要確認)
・即決で決めるのは難しい。(どの修理が今後の我が家にとって最善がまずは把握)
・応急処置で対応もあり。(根本的な修理をしていない事を忘れるのは注意)
・雨漏りを直す時。(最初の悩んだ段階でも業者の目星をつけておくことも必要)
まとめ
【雨漏り調査を依頼する前に注意しておく7つのポイント】
いかがでしたでしょうか。読みづらく拙い長い文章となりましたが、おそらくこの記事を最後までお読みになられた方は、突然の雨漏りにご不安を感じている方や今後、雨漏り修理をお考えの方だと思います。この記事が少しでもお読み頂いた方の雨漏り修理を止める解決策の1つとして参考になれば幸いです。
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