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【蓮田市・白岡市 外壁塗装】下地調整の重要なポイント ひび割れ、クラック補修
2024年05月25日(土)
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下地調整の重要なポイント コーキング処理
外壁塗装の工程には塗装する前の下地調整がとても大事です。
中でもサイディングの塗り替え時に重要なポイントになるのがコーキング処理(シーリング)です。
コーキングはサイディングのジョイント部分に施工されているゴムのような弾力のある素材でいくつもの役割を担っています。
コーキングが担っている役割とは?
コーキングが担っている役割のひとつは弾力性を活かした揺れの吸収です。
住宅に限らずすべての建物は風や小さな地震の連続で揺れています。
揺れを吸収するといっても地震に対しての制震や免震の効果があるわけではありませんが細かな揺れを和らげてくれています。
もうひとつの役割がサイディングののジョイントからの雨水の侵入を防ぐ防水の役割です。
住宅の外壁の構造は一般的な木造住宅の場合、構造体、防水紙、胴縁、サイディングという順番で施工されています。
構造体と防水紙の間に構造用合板が施工されることもありますが防水性能には関係ありません。
最終的な仕上がりになるサイディングのジョイントから水が侵入しても建物の構造は濡れない様に設計されています。
しかしコーキングがない状態が続いてしまうと小さな隙間から水分が入り込んでしまうことはよくあります。
防水紙を固定しているタッカーや胴縁を固定している釘など侵入経路はいくらでもあるのでコーキングは常に弾力を持った状態で施工されていることが重要になります。
外壁塗装におけるコーキング処理の方法は?
外壁塗装の下地調整としてのコーキング処理には2つの方法があります。
ひとつめは打ち換え工法で既存のコーキングを完全に撤去してから新たにコーキングを充填する方法のことです。
もうひとつのは打ち増し工法は既存のコーキングの劣化状態がいい場合に劣化した部分だけを撤去して新たにコーキングを充填する方法です。
塗り替えを行う際のコーキング処理には打ち換え工法が最適な方法になりますが玄関ドアや窓などの開口部のコーキングに関しては打ち増し工法を選択する場合もあります。
開口部回りのコーキングの下には建物の防水性能に直接影響する部材が隠れていることもあり、既存のコーキング撤去時に破損してしまうリスクを避けて打ち増し工法を選択することもあります。
コーキング処理は外壁塗装の下地調整における重要なポイントになりますので既存のコーキングの状態はもちろん、作業に伴うリスクなどもしっかり把握した上で工法の選択をしてください。
下地調整の重要なポイント ひび割れ、クラック補修(外壁)
外壁塗装の工程には塗装する前の下地調整がとても大事です。
中でもサイディングの塗り替え時に重要なポイントになるのがひび割れやクラックの補修作業です。
外壁塗装は新築時や塗り替えから約10年程度の期間を経て行うことが多い工事になりますが、太陽光や雨や風に毎日さらされている外壁は相当な劣化をしてしまいます。
人間が感じることのできない地震なども経年劣化に影響を与える一因になります。
ひび割れやクラックの発生しやすい場所は?
サイディングの経年劣化で起こるひび割れやクラックはある程度決まった場所で発生しています。
ひび割れが起こりやすい場所はサイディングを固定している釘のまわりです。
現在のサイディングの施工方法は引っ掛け式になっていますので、釘で止める箇所は限られています。
それでも、釘で固定された部分は力がかかりやすくなってしまうので、ひび割れやクラックが起こりやすくなってしまいますね。
ひび割れやクラックの補修方法は?
サイディングのひび割れやクラックの補修方法は大きさや深さによって変わってしまいます。
釘まわりのすこしのひび割れ程度であれば、防水補修材を塗り込むことで補修できる場合もあります。
外壁塗装の際に小さなひび割れだったとしても、数年後には大きなクラックに発展してしまうこともあるので、細かなひび割れもしっかりと補修することが大事なポイントになります。
一方で、大きめのクラックや深さのあるクラックの場合には注意が必要になります。
大きなクラックの発生している場所にもよりますが、補修の方法としては最初にクラックの周りのサイディングをさらに削り取ります。
傷口を広げるような行為になりますが、広げた傷にプライマー塗布とコーキングの充填を行うことで、しっかりとした補修を行うことができます。
周りを削り取ることなくコーキングをそのまま充填しても傷口はふさがりますが、クラックの奥までコーキングを充填することが難しくなります。
一度クラックを広げることで充填するコーキングの厚みや幅を確保できるので、強度もアップさせることにも繋がります。
サイディングの劣化が進んでしまって欠けてしまっている場合には、さらに補修は難しくなります。
欠けてしまったサイディングが残っていればまだ使える可能性もありますが、どこかに行ってしまった場合にはサイディングの柄に合わせて成型する作業から行うので時間も費用も一気に上がってしまうので注意してくださいね。
塗装工事の前の下地処理
下地処理とは?
外壁塗装は、単に古くなった外壁の上から塗料を塗って終わり、というわけではありません。
外壁は常に風雨にさらされています。ですから、当然汚れもついていますし、外壁自体もいたんでいる可能性があるのです。
それらを無視して上から塗料を塗ってしまえば、すぐに落剝(らくはく)してしまうでしょう。
女性のお化粧をイメージしてみてください。洗顔も保湿もせず、荒れた肌に、いくらいいファンデーションを塗っても、化粧ノリは悪く、健康的に美しくないのと同じことなのです。
見積もりに下地処理が入ってなければ要注意
外壁塗装、屋根塗装の見積もりの際、下地処理の費用は見積もりの中に入っていますか?
建坪だけで、詳細を見ないで見積りをすると、あとから必要な工事が追加されて、総額が上がってしまったり、下地処理に手を抜いた工事をされてしまい、数年たつと塗装がはがれたり、雨漏りしたりと後悔することになります。
どのような素晴らしい効果をうたっている塗装であったとしても、見積時には「下地処理について説明してください」と言うことが大切です。
塗装の下塗り前の下地処理の工程
高圧洗浄
養生
塗装工事の養生も実は重要です。養生は、塗装してはいけないところをビニールで覆うのですが、これがきれいに張れないと、境目が雑=仕上がりが雑になるのです。
また、家の養生のほかに、駐車場の車をカバーで覆ったり、足場の幕も重要です。こういったところにまで最新の注意を払えるかどうかも重要なポイントになります。
ひび割れ補修
外壁のひび割れ補修には、ひび割れの程度によって様々な方法があります。 写真は小さいなひび割れに対して、防水補強材を刷毛で埋め込む補修方法の様子です。補強材乾燥後にサンドペーパー等で研磨して表面状態を平滑にしてから塗装をすることで、補修跡が目立たないように仕上げます。 ひび割れが大きい場合には、ひび割れ箇所をカッターで切って拡げ、そこにコーキング材を充填してひび割れを埋める方法もあります。 お住まいの状況により適切な補修方法があります。
シーリング工事
シーリングは亀裂などの劣化が起こりやすく、これを放置すると雨水などが亀裂から建物内部に浸入し、構造体を腐らせる原因になるので、しっかり補修をします。 まずは、亀裂などが入って劣化してしまった古いシーリングを撤去します。 次に、作業箇所以外を汚さないようにマスキングをしてからプライマーを塗布します。 プライマーとは素地に直接塗布する下塗材のことで、素地と塗料の密着性を高める効果があります。ここでは、新しいシーリングが剥がれにくくするためにプライマーを刷毛で塗布します。 目地に新しいシーリング材を充填します。 その後、充填した部分をヘラでしっかり押さえ込んで均していきます。 これは単に均すだけではなく、内部に空洞ができてシーリングが剥がれないようにするためでもあります。 最後に、マスキングテープを剥がして完成です!
鉄部(バルコニーの手すりなど)のサビ補修
バルコニーの手すりや折板の金属部分など、鉄で出来ている部位にはサビが発生していることがあります。 その場合は、まずペーパーや電動工具を使って錆びている箇所を研磨し、しっかりサビを落とします。手間のかかる作業ですが、ここを丁寧に行わないとサビが再発生する可能性があります。サビを落としたあとは錆止め材を塗ります。
棟板金・釘打ち・コーキング
バルコニーの手すりや折板の金属部分など、鉄で出来ている部位にはサビが発生していることがあります。 その場合は、まずペーパーや電動工具を使って錆びている箇所を研磨し、しっかりサビを落とします。手間のかかる作業ですが、ここを丁寧に行わないとサビが再発生する可能性があります。サビを落としたあとは錆止め材を塗ります。
下地調整の重要なポイント 釘頭と下地強度の確認(トタン)
外壁塗装の工程には塗装する前の下地調整がとても大事です。
トタン外壁の塗り替え時に重要なポイントになるのが釘頭の浮きや下地強度の確認になります。
一般の住宅で使われる外壁にはサイディング以外にも金属製の板金を外壁に使用したトタン仕上げがあります。
昔のトタン外壁というと波板を使用した外観が多くありましたが現在では様々な折り方でデザイン性の高い板金が使われています。
通常の板金に加えて亜鉛を含んだガルバリウム鋼板も外壁材として人気が出ています。
ガルバリウム鋼板でも通常の板金を使用したトタン外壁でも固定方法は基本的に釘打ちになります。
外壁塗装の下地調整ではこの釘頭や下地強度の確認が重要なポイントになります。
釘頭と下地強度の確認方法は?
トタン外壁の場合に外壁を固定している釘の数は無数にあります。
1本1本をチェックすることは難しいですが確認するポイントは絞られています。
ひとつめは釘が浮いて飛び出てしまっている場所です。
サイディングの建物もトタン外壁の建物も太陽光や雨や風、湿気など外気にさらされていることに変わりはありません。
トタン外壁を施工する際は構造体、防水紙、胴縁、トタン外壁の順番に固定していくことになります。
建物を建設する地域によっては法令でボード張りなどが間に入ることがあります。
トタン外壁の下地に使われているのはサイディングの場合と同様に胴縁という木材です。
サイディングの場合には引っ掛け式が採用されることで釘を使用する箇所が減っていますがトタン外壁の場合にはすべての固定方法が釘打ちになります。
釘を打ち込んだ際の少しの隙間から雨水や湿気は入り込んでしまうので長年の経年劣化によって下地の胴縁がやせてしまうことがよくあります。
さらに建物の振動によって少しずつ釘が抜けてきてしまうので外壁塗装を行うときには浮いた釘を打ちなおす調整が必要になります。
ふたつめは釘自体が残っていない場所です。
下地に水分や湿気が含まれると木材は劣化してやせてしまいます。
そのまま湿気と乾燥を繰り返すことでどんどんと劣化が進み釘を支える強度がなくなってしまうと釘は抜けてなくなってしまいます。
下地調整の段階で釘を打ちなおすことはもちろんですが下地の胴縁の状態もよく確認することが大事です。
やせてしまった木材には釘が刺さらないのでコーキングを併用するなどの工夫も必要になりますね。
トタン外壁の場合には固定している釘頭の確認のほかにも繋ぎ合わせ部分にも注意が必要になります。
下地調整の工程の前にはケレン作業を行うので建物全体の劣化具合をしっかりと確認しておくことが大事になりますね。
下地調整の重要なポイント ひび割れ、クラック補修(屋根)
屋根塗装の工程には塗装する前の下地調整がとても大事です。
カラーベスト、コロニアルと言われるスレート屋根の塗装では下地調整の段階でひび割れやクラックの補修を行う必要があります。
スレート屋根は割れやすい?
カラーベストなどのスレート屋根はセメントとパルプを結合させて作る屋根材になります。
強度も高く軽いので一般住宅でも重宝されています。
昔の瓦屋根に比べると屋根の重量を軽くすることには大きなメリットがあります。
地震大国の日本において建物の耐震や免震は建物の寿命にもかかわる重要なポイントになります。
軽くて強度のあるスレート屋根は最適な素材として多くの建物で採用されてきました。
しかし、強度の高い屋根材とは言っても経年変化によって劣化しやすくなってしまうことは避けられません。
外壁塗装の際にはもちろんですが屋根の上のアンテナの修理や台風などでの飛来物によってもスレート屋根がひび割れてしまうこともよくあります。
屋根塗装の下地調整ではそのひび割れを塗装の前に補修していきます。
スレート屋根の補修方法は?
スレート屋根の補修方法は外壁のひび割れやクラックと同じように防水補修材を使ってひび割れを埋めていきます。
小さなひび割れであれば簡単に補修することができるのでそのまま塗装の工程に移ることも可能になります。
スレート屋根の一部が欠けてしまっているようなクラックの場合には補修方法を検討する必要がありますね。
欠けた屋根材が残っている場合には補修材やコーキングを使って接着することもできますが大きな割れは屋根材の取り換えを行います。
スレート屋根は瓦屋根と同様に差し替えが可能なので大きめのクラックができてしまった箇所に関しては取り換えることも検討します。
ひび割れやクラックからの雨漏り対策は?
屋根塗装の周期はおおよそ外壁塗装と同様に10年程度とされています。
スレート屋根の場合も外壁塗装と一緒に再塗装を行うのが一般的ですがひび割れやクラックが入った状態で放置しておくことはよくありません。
屋根の下地は野地板、アスファルトルーフィング、スレート屋根と順番で施工されています。
屋根材が破損してしまってもすぐに雨漏りに繋がるわけではありませんが早急な対応が必要になります。
屋根の上を定期的に確認することはなかなか難しいですし一般の方が屋根に登ることは危険です。
定期的なメンテナンスの有無も含めて建物診断などを活用してください。
下地調整の重要なポイント5 縁切り作業
屋根塗装の工程には塗装する前の下地調整がとても大事です。
カラーベストやコロニアルと言われるスレート屋根の場合には下地調整として縁切り作業を行うことが大事です。
縁切り作業は上塗り工事の後に行う業者もいますが下地調整の段階でタスペーサーを設置する方が効率も仕上がりもよくなります。
縁切り作業とは?
スレート屋根の縁切り作業とは毛細管現象を抑えることを目的とした工程で一般的にはタスペーサーという部材をスレート屋根の繋ぎ目に差し込んで設置していく工事になります。
毛細管現象とは細かな隙間に水が入り込んでしまう現象でスレート屋根の場合には繋ぎ目のわずかな隙間が毛細管現象の発生しやすい場所になってしまいます。
吸い上げられた水分はスレート屋根の裏側にまで達してしまいますので雨漏りの原因になりかねません。
ただし、屋根材の下にはアスファルトルーフィングという防水紙が敷かれているのですぐに雨漏りに繋がってしまうことは少ないですが経年変化によってアスファルトルーフィングも劣化していきます。
一般的なアスファルトルーフィングの固定方法はタッカーによる釘止めなので劣化してしまったアスファルトルーフィングでは防水性能も低くなってしまいます。
じわじわと滲むように雨漏りが進んでしまうことで発見が遅れてしまいます。
その間、屋根の下地でもある野地板や垂木は常に湿気を帯びた状態なので劣化も進んでしまいます。
毛細管現象のわずかな隙間から入り込んだ水分がメンテナンスが遅れてしまうことで屋根の構造材まで傷めてしまう原因にもなりかねません。
タスペーサーの役割は?
下地調整の段階で行うタスペーサーの設置によって毛細管現象の発生を抑えることができます。
通常通りに屋根を再塗装してしまうとわずかな隙間ができてしまいますがタスペーサーを設置することで人為的に広めの隙間を確保することが可能になります。
しっかりと隙間を確保することで毛細管現象の発生を抑え雨漏りの対策としても効果が期待できます。
毛細管現象の発生を抑えるためにはタスペーサーの設置が有効ですがこの縁切り作業には当然費用が発生してしまいます。
外壁塗装全体の金額から材料費と人件費を抑えるためにタスペーサーの設置を行わずにカッターやカワスキを使った縁切り作業を行う業者も少なくありません。
さらに縁切り作業自体を行わない業者も残念ながらいますので注意が必要ですね。
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